NYC's Holiday Windows & Illuminations 2022
2022年 NYのXマス、名物イルミネーション&ホリデイ・ウィンドウ、
NY最大のイルミネーションが楽しめるのは?

Published on 12/01/2022



今年は11月30日に点灯されたのが、今年で90周年を向かえるロックフェラー・センターのクリスマス・ツリー。
ロックフェラーセンター建設中の1933年に、そのコンストラクション・ワーカー達がツリーを立ててクリスマスを祝ったことからスタートしたのが この世界一有名かつ、世界最大のクリスマス・ツリーの伝統。 2022年のクリスマス・ツリーはNY州クイーンズベリーからやってきた高さ25メートル、重さ1.4トン、樹齢85〜90年のツリー。 全長8キロのワイヤーでつながれた5万5000個のLEDライトでデコレートされたツリーのトップに輝くのは、 2004年以来、毎年スワロフスキーが製作している巨大なスター・オーナメントで高さ2.74メートル。300万のクリスタルで装飾された重さは408kg。

2022年のホリデイ・シーズンはNYがアメリカ国内で最も人気の旅行先。旅行者数は650万人が見込まれ、史上最多を記録した2019年に比べると85%程度の復活ぶりであるものの、 ドル高でも海外からの旅行者が戻り始め、すっかりプレパンデミック並みの華やかなホリデイ・シーズンになっています。 以下では例年のようにNYの名物イルミネーション、ホリデイ・ウィンドウをご紹介しています。



バーグドルフ・グッドマン


5番街に高さ7メートルの巨大なウィンドウを複数面擁するバーグドルフ・グッドマンがクリスマス・ウィンドウで知られるようになったのは 90年代後半からのこと。例年通りお金がかかったゴージャスなウィンドウ・クリエーションで、アーティスティックで、 レベルの高いホリデイ・ウィンドウです。





カルティエ・フラッグシップ


ロックフェラーセンターにほど近い5番街53丁目のカルティエは、毎年ビル全体を プレゼントに見立てたイルミネーションが名物。今年もひと際華やかなイルミネーションがエクステリアを飾り、目の前の交差点で信号待ちをしている人々がこぞって写真撮影をするスポットです。


サックス・フィフス・アベニュー



ロックフェラー・センターのクリスマス・ツリーの真向かいに位置し、ツリー同様にホリデイの名物アトラクションになっているのがサックス・フィフス・アベニュー 。 20分置きに建物外壁全面に施したイルミネーションが音楽に合わせて、光のパフォーマンスを見せるのは毎年恒例。今年はエルトン・ジョンのチャリティとタイアップしており、 ホリデイ・ウィンドウとイルミネーションのお披露目イベントでは、エルトン・ジョンのライブ・パフォーマンスが見られました。





ブルーミングデールズ



毎年堅実に映画やエンターテイメントをテーマにしたホリデイ・ウィンドウを展開するブルーミング・デールズ。 得に凝ったウィンドウではないものの、ホリデイらしい華やかさを常に演出しています。


Macy's / メーシーズ


NYのデパートで最も家族連れが訪れるメーシーズは、毎年子供達を喜ばせるキュートなキャラクターを用いたインターアクティブ・ウィンドウを展開。 ヘラルドスクエア側の入口から空を見上げると、間近にエンパイア・ステート・ビルディングが美しく眺められるのも魅力のスポットです。


Louis Vuitton / ルイ・ヴィトン


5番街57丁目というNYの一等地に位置するルイ・ヴィトンのフラッグシップは、毎年外壁を上手く利用したホリデイ・デコレーションを展開。 今年はビルを地上12階の高さの 2ディメンション・クリスマス・ツリーに見立てています。


Hudson Yards / ハドソン・ヤーズ



ニューヨーカーには不人気であるものの、旅行者が好んで訪れるハドソン・ヤーズでは、その気球のイルミネーションが毎年恒例の名物になっています。 すっかり自殺の名所になってしまったアトラクション、ヴェッセルは今もクローズしたままになっています。


Illumination Objects on 5th
イルミネーション・トイ On 5th アヴェニュー



昨年からスタートし、今年もカムバックしたのが5番街に点々と位置するイルミネーション・トイのオブジェ。 旅行者のフォトスポットにもなっていて、ホリデイ・シーズンらしさをもたらしています。



Brooklyn Botanical Garden / ブルックリン・ボタニカル・ガーデン



今年のNYで最大規模のイルミネーションが楽しめるのがブルックリン・ボタニカル・ガーデン。要するに植物園ですが、 アメリカでは各州の植物園がホリデイ・シーズンにイルミネーションのホット・スポットになっているケースが非常に多いのが実情。 比較的暖かい夕方を選んで出掛ければ、冷たい空気が心地良く感じられる中で、 街中の商業的なムードとは全く異なる幻想的なイルミネーションを楽しむことが出来ます。
特にブルックリン・ボタニカル・ガーデンはインスタグラマブルなスポットが多いとあって、今シーズは人気が大きく高まっています。




New York Botanical Garden / ニューヨーク・ボタニカル・ガーデン



ブロンクスにあるNYボタニカル・ガーデンもホリデイ・シーズンのイルミネーションのメッカ。ホリデイだけでなく、ハロウィーンのシーズンにはカボチャのディスプレー等、 季節にマッチした企画やそれ以外のプレゼンテーションも存分に楽しめるスポット。 日本の植物園をイメージしていると、全く異なる規模なので驚く人々が多い隠れた観光名所です。


その他毎年定番のイルミネーション


写真上、上段左は かつてのタイム・ワーナー・センター、今はドイチェ・バンク・センターのLEDライトのスター・オブジェ。定期的に音楽に合わせたパフォーマンスが展開されるこの時期の名物。
写真上、上段中央は ブルックフィールズ・ウィンターガーデンで、こちらも朝8時から10時まで、定期的に音楽に合わせた光のパフォーマンスが行われ、今や名物。
写真上、上段右は セントラル・パーク北端の池に毎年登場するおっとりしたクリスマス・ツリー。
写真上、下段左は 6番街の噴水の上に毎年ホリデイ・シーズンに登場するのが写真上左のレッドボール・オーナメント。このはす向かいがラジオシティ・ミュージック・ホール。
写真上、下段中央は クリスマスカラーにライトアップされた言わずと知れたエンパイア・ステート・ビルディング。ホリデイ・シーズンでも様々なイベントや記念日のカラーにライトアップされるので、 意外に遭遇出来ないのがクリスマス・カラーのエンパイア。
写真上、下段右は グランドセントラル駅外壁のリース。夜にパーク・アベニューを南側から車を走らせると、ライトアップされた建物と共に神々しく輝いています。

Merry Christmas & a Happy New Year!


Shopping
home
jewelry beauty ヘルス Fショップ 購入代行

フェイバリット・オブ・ザ・ウィーク, ニューヨーク, NY時事トレンド情報, Yoko Akiyama, 秋山曜子 ソーシャル・メディアでヴァイラルになる3D広告 Q & Adv, Yoko Akiyama, 秋山曜子,

★ Q&ADV 書籍出版のお知らせ ★



アマゾン・ドットコムからのご注文
楽天ブックスからのご注文


当社に頂戴した商品のレビュー、コーナーへのご感想、Q&ADVへのご相談を含む 全てのEメールは、 匿名にて当社のコンテンツ(コラムや 当社が関わる雑誌記事等の出版物)として使用される場合がございます。 掲載をご希望でない場合は、メールにその旨ご記入をお願いいたします。 Q&ADVのご相談については掲載を前提に頂いたものと自動的に判断されます。 掲載されない形でのご相談はプライベート・セッションへのお申込みをお勧めいたします。 一度掲載されたコンテンツは、当社の編集作業を経た当社がコピーライトを所有するコンテンツと見なされますので、 その使用に関するクレームへの対応はご遠慮させて頂きます。
Copyright © Yoko Akiyama & Cube New York Inc. 2022.

PAGE TOP