Mar. Week 4, 2014
” PABA & Glisodin ”
” 美白と美肌の最強サプリ ”

私は常用薬が1つも無い替わりに、サプリメントの信者であることは友人の間で知られていて、 お薦めのサプリを訊かれることも多いけれど、 それだけに頻繁にトライしているのが新しいサプリ。
サプリのトライアルというのは そう簡単なものではなくて、それというのも 一定期間摂取を続けなければ効き目が分からない場合が多いのに加えて、 単独ではなく、他のサプリとのコンビネーションで効き目を発揮する場合も多いため。

なのでCUBE New Yorkで 昨今ご紹介してきたサプリのうち、ベストセラーになっている、 ネオセル・スーパー・コラーゲン・プラス・シー&ネオセル・ピュア・ヒアルロニック・アシッドや、 マグ・オー・セブン & プライマル・ディフェンス・ウルトラは、 セットでお薦めしているけれど、これはやはり1〜3ヶ月の摂取を続けるうちに、コンビネーションでの摂取で 違いが出ると感じるためなのだった。
この違いというのは、肌や眼球の透明感、エクササイズの際の筋肉の疲れ具合やその回復度であったり、 快眠が取れているかであったり、朝の目覚めの良さ、食欲が安定しているか?、 視野や思考がクリアであるか等、身体と精神のコンディションやパフォーマンスにジワジワ現れるのだった。

私の意見では サプリメントというのは、気に入って飲み続けるべきものと、その時々で替えていくべきものがあって、 その理由は自分の身体が、季節やエイジング、その時々のライフスタイルや食事でどんどん変わっているため。 なので、DNAレベルで相性が良いサプリはキープ。それ以外は その時々の身体のニーズでに合わせて選んで、 体調や身体のリアクションを見ながら そのラインナップを調整するというのが 私のサプリ摂取のポリシー。

例えば昨年、大腸内視鏡検査の際に 私は一時的にヴェジタリアンのような食生活をして、 急激に体重を落としたところ、その2〜3ヶ月後には 髪の毛が抜け落ちる本数が激増して パニックに陥ったけれど、それを改善したのもサプリのパワー。
そうなってしまった原因は、食生活にあったのは明らかであるけれど、一度陥った状況の リバースを食生活に頼っていたら、改善までに非常に時間が掛るのが実情。 短期的に陥った問題は、短期に解決が可能な場合が多いので、そんな時にはサプリメントで 不足分を集中的に補うのが最も有効なカンフル剤と言えるのだった。



さて、セントラル・パークを走ったり、テニスをしたりと、屋外のスポーツが好きな私としては、その日焼けによる肌のダメージは、 特にこれからの紫外線が強くなる季節に避けて通れない問題。
でも緑に囲まれた広いパークでニューヨーカーのマンウォッチングを楽しみながらスポーツをするというのは、 最高のストレス解消法であると同時に、最も苦にならないエクササイズ。 しかもエクササイズはミトコンドリアのレベルからエイジングをリバースさせる数少ない手段。 したがって、肌に日焼けのダメージを受けていても、自分が楽しみながら 身体の内側が若返っていると思うからこそ、 屋外でのエクササイズを続けいるけれど、SPF100とサングラスやバイザーでは、サン・ダメージを防ぎきれないことを痛感したのが、 スキンケア・サロンで色素沈着を調べるスキャンをしてもらった際。
そこで見た自分の肌のコンディションに唖然とした私は、早速それをリバースするための最強サプリを探し始めたのだった。

スキンケア・スペシャリストによれば、屋外で1時間程度、日焼け止めをつけてスポーツをするのは、サンタン・ローションをつけてビーチで寝転がっているのとは 訳が違うそうで、肌の弾力やツヤのためにはエクササイズをして、体内できちんとコラーゲンになってくれるサプリや 食事をすることが大切とのこと。そのスペシャリストによれば、肌に最も悪いのはやはり喫煙。 喫煙によって失われた肌の弾力や 透明感の無さは決して戻らないという。 更に彼女が言っていたのは、明らかに日に当たっていない白い肌でも、 老化による色素沈着は防げない上に、日に当たらないことによるヴィタミンD欠乏症も 身体全体の老化を早めるということなのだった。

さて、サプリメントの世界のサンブロックと言えば、何と言ってもPABA(パントセニック・アシッド)。 皮膚細胞の内部や角質層の中で、紫外線によるメラニン色素の合成を防ぐのがこのサプリ。 アメリカの食品医薬品局がUVプロテクション効果を認めた唯一のサプリメント。 これから出来るシミを防ぐだけでなく、既にあるシミや色素沈着も薄くする効果がある一方で、 何故か白髪の改善にも効くことが明らかになっているのだった。
私はPABAを摂取したことが無かったので、早速トライしてみることにしたけれど、 新しいサプリをトライする際に、同時にリサーチするのは そのサプリがベスト・パフォーマンスを発揮するために 必要な状況。 そこでチェックをしたところ、PABAは腸内から効率良く吸収されない限りは 肌の細胞内部に入り込むことが出来ないとことが判明。 でも私の場合、既に前述のプライマル・ディフェンス・ウルトラや、以前このコーナーでご紹介した ナチュラル・リビング・ダイジェスト+エスイービーで、 腸内のコンディションを整えて、善玉菌を増やす努力は既にやっていたので、とりあえず PABAのみをサプリメントのリストに加えたのだった。




PABAのようなサプリは、肌の細胞が入れ替わる3ヶ月が結果をチェックする目安。 なので、気長に構えているつもりであったけれど ふと気付くとPABAの効用と一部非常にダブるのがグリソディン。 グリソディンも肌の中で色素沈着を防ぐ働きがあって、それ以外にPABAと共通した効果は肌のアレルギー反応を修復したり、既に出来た色素沈着を リバースする働き。
でもグリソディンは紫外線によるダメージで発生したフリー・ラディカル(活性酸素)を消化する酵素。 一方のPABAは紫外線を肌の内側で吸収することによってフリー・ラディカルとメラニン色素の生成を防ぐもの。 したがって同じ美白、及び日焼けのダメージ対策とは言え、 若干プロセスが異なるのだった。

そこで、私が思いついたのはグリソディンとPABAの同時摂取。 グリソディンはCUBE New Yorkでも長く取り扱ってきたサプリであるけれど、私は暫く摂取をお休みしていたもの。 でも、PABAの効果を高めるのに、グリソディンのサポートがあったらどうなるかに非常に興味があったので、 PABAの摂取を始めた2週間後から グリソディンを一緒に摂取し始めたのだった。

同じような効果のサプリを一緒に摂取するのは無駄と考える人は少なくないけれど、 実際には同じ効果をあげるために 異なるプロセスで働きかけるサプリを同時摂取すると、 1種類のサプリからでは得られない相乗効果とそのスピード改善が望めるケースが多いもの。
私が頭髪の抜け落ちが増えてパニックになっていたときも、発毛促進と抜け毛予防、頭皮の健康など 頭髪のコンディションを元に戻すために様々な角度からアプローチをしたけれど、 この時の経験は私の成功例の1つになっているのだった。



さて、PABAとグリソディンの同時摂取を始めた結果、まず気付いたのは 入浴時に顔や身体の肌の角質が以前よりも剥けるようになったこと。 それも今までとは違う箇所が剥けるようになったのが先ず1つめの変化。
そして、6週間が経過したところで気付いたのが、気になっていた色素沈着の中央から、少しずつ薄くなり始めたという現象。 写真上は、私が効き目をチェックしよう思って撮影しておいた色素沈着の箇所。 写真だと分かり難いけれど、肉眼だと明らかに中央から色素沈着が薄く改善され始めている様子が見て取れるのだった。

グリソディンは、CUBE New York で扱っているグリソディン・スキン・ニュートリエンツが セレブも数多く摂取する 同カテゴリーの中のエルメス・バーキンのような存在。
でも手ごろの価格の中にも良いプロダクトはあって、特にPABAとの相乗効果を狙ったチェイサー的に摂取する場合は、 別ブランドの代替品でも悪くないように思うのだった。

PABAについては、特に副作用などが無いのでハイドースがお薦め。
前述のようにPABAには白髪を予防&改善する効果もあって、アメリカではPABAといえば 白髪予防&改善のサプリだと思っている人も少なくないのが実情。またヴィタミンEやフォリック・アシッドと一緒に摂取すると 育毛効果も得られるとのことなのだった。 更にPABAは赤血球の生成も助けるとのことなので、私が信者になりつつあるサプリの1つ。
基本的にはPABAはヴィタミンBに属するもので、 私はこれまで あまりヴィタミンBやBコンプレックスとは相性が良くなかったけれど、 PABAのパフォーマンスについては、今のところ大満足しているのだった。

PABAと手ごろな価格のグリソディンは、サプリメントのセクション でお取り扱いをスタートしました。 PABAの効果を十分に得るには、紫外線が強くなる季節の3ヶ月ほど前から摂取をスタートすることが奨励されているので、 今の時期からの摂取は望ましいと思います。







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執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。
丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。
FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。
その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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