Apr. Week 3, 2017
” Victoria's Secret Model's Secret Weapon ”
身体の痛みからセルライトまでを劇的に改善する
マッサージャー、ファッシャ・ブラスター
世の中で意外に知られていないのがファッシャの存在。
これは筋肉や内臓を取り囲む透明の結合組織のこと(写真下、右3枚)。
健康体であれば ファッシャに十分に水分が行き届いて フレキシブルな状態が保たれているけれど、
怪我や病気、その他の理由でファッシャが硬直すると、身体の痛みや関節炎の原因となり、
それが慢性的に続くことになるもの。
ファッシャのコンディションは指圧やスポーツ・マッサージでは改善することは無いのだった。
そのファッシャに着眼したのが、自ら若年性慢性関節炎を克服してパーソナル・トレーナーになった
アシュレー・ブラック(写真下左)。その彼女が独自に開発したのが、ファッシャをほぐすための
独特のアタッチメントを用いたファッシャ・ブラスター。
痛み止め薬を服用することなく、ナチュラルに身体の痛みから解放されるプロダクトとして
彼女のクライアントの間で口コミで評判が広がったのが同プロダクトであるけれど、
その思わぬ副産物となったのが、これがセルライトの改善に劇的な効果をもたらすということなのだった。
ファッシャ・ブラスターにはスティック状の全身用とミニサイズ、そして新たにフェイシャルが登場することになっているけれど、
いずれも「*」マークのようなアタッチメントの回転によってディープ・マッサージを実現するガジェット。
そのユニークなマッサージ・テクニックがファッシャにフレキシビリティをもたらす効果があり、
怪我を負ったプロ・アスリートから、関節炎、筋肉痛、腰痛、頑固な肩こり、背中の痛みで悩む人々が
半信半疑でトライをして、その効果を絶賛しているのがファッシャ・ブラスター。
類似品では得られない効果はドクターやフィジカル・セラピストも推奨するものなのだった。
アメリカでは現在、処方箋の痛み止め薬の中毒症状が社会問題になって久しい状況で、
慢性的な身体の痛みに悩む人々の数は25万人以上と言われる状況。
それだけに、ファッシャ・ブラスターのように薬に頼らない解決法、
傷みを和らげるのではなく、傷みの根本的な原因を解決するアプローチは
大きな注目を集めていて、
様々なメディアが老若男女を問わずに使える画期的なプロダクトとして取り上げているのが
ファッシャ・ブラスターなのだった。
でも、女性の間でファッシャ・ブラスターが注目を集めてきたのは、同プロダクトが
前述のように劇的にセルライトを改善させるため。
そもそもセルライトというのは、伸縮性を失ったファッシャの内側に脂肪が付いた結果出来る皮膚の凸凹。
したがってファッシャさえフレキシビリティを取り戻せば、その凹凸が改善されるのは理にかなった解決法。
写真上はそのビフォア&アフターであるけれど、脚そのものは細くならなくても、セルライトが改善されただけで
脚が若々しさを取り戻すのに加えて、血行が改善されるので ムクミが解消されて、肌の血色が良くなるという
効果をもたらすのだった。
このため、ヴィクトリアズ・シークレットのモデル達が愛用することでも知られるのがファッシャ・ブラスター。
というのも自分では気づかないような軽度のセルライトでも、ライトの加減によってはそれがHD画像で
捉えられてしまうためで、以前レオナルド・ディカプリオとの交際が伝えられたトニー・ガーンなどが
公にファッシャ・ブラスターを愛用していることを語っているのだった。
またファッシャは顔にもあって、その柔軟性を保つことは
エイジングによる肌の凹凸の少ない、若々しい顔だちを保つためにはマスト。
ボトックスやフィラーでは解決しないそんな問題も ファッシャ・ブラスターが改善してくれるため、
これまでは短いミニサイズのファッシャ・ブラスターが顔用に用いられてきたけれど、
新たに顔用の小さなアタッチメントを装着したタイプが登場することになっているのだった。
私自身、ボディ用を使い始めたばかりであるけれど、
筋肉の疲れを気持良くほぐしてくれるのでエクササイズ後のマッサージに利用している他、
肩こりにも非常に有効なのでファッシャ・ブラスターの信者になりつつある状況で、
現在は顔用の登場を待っているところ。
セルライトの有無に関わらず、長時間椅子に座って仕事をする人には非常にお薦めのプロダクトなのだった。
執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。
FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に
ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。
その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。