May Week 5, 2015
” NY Solo Travel Package ”
ニューヨーク 1人旅パッケージ


私が日本人の友人と話す度に言われるのが「久しぶりにニューヨークに行きたいけれど、一緒に行ってくれる友達が居なくて…」という台詞。
それに対して「1人で来れば?」と応えると、必ず返って来るのが「毎晩ディナーに付き合ってくれる?」という質問。
確かに1人旅で最もネックになるのがディナーなので、今年3月2週目の キャッチ・オブ・ザ・ウィークの、 「NY 1人旅の薦め 2.0 ヴァージョン」の中で、 そんなディナー相手を、興味がある分野のスペシャリストとの”レクチャー・ディナー”でアレンジすることなどを ご説明したけれど、バタバタして すっかり準備が遅れていたのがそうしたクラスやレクチャー・ディナーを アレンジするコンシアージュのセクション

それがようやく仕上がって、動き始めているけれど、その段階でお問い合わせを頂いているのが、 「ブルックリンに行きたいのですが、ガイドは頼めますか?」とか、「滞在中にミシュランの星付きレストランと、 夜景が見れるレストランかラウンジに 一緒に同行して欲しいのですが、幾ら掛かりますか?」 というようなご質問。
確かにWill New Yorkでは、プレ・アカデミーというプログラムで1人旅のアシストをしていて、 宿泊施設のご利用に加えて、コンシアージュでご提供しているクラスや様々なプログラムの中から ディナー相手やアクティビティを選んでいただくシステムにしていたけれど、 こうしたご質問を頂いて思ったのが、現時点でご提供している サービスが”点”であって、”線”になっていないという問題。
そこで思いついたのが、1人旅でいらっしゃる方にのみフォーカスを当てた ”ニューヨーク 1人旅パッケージ”なのだった。







パッケージは、スタンダードと、アップグレードの2つをご用意して、決まったお値段の中で、 金曜NY着、翌週水曜NY発の 5泊7日の1人旅のプランをWill New Yorkがご本人の希望を取り入れて行うというもの。 もちろん宿泊先は、Will New Yorkの宿泊施設を御使い頂くけれど、 基本のプログラムはデイタイムにご自身で自由に動いていただいて、 5泊中の一晩はパフォーマンス、そしてのこりの4泊のディナー、もしくはドリンクをアレンジするというもの。 アップグレードは レストランの格とお値段がアップするけれど、プログラム内容は一緒になっているのだった。

お申し込みを頂いた方には、留学パッケージ同様、ご本人のお好みや希望をお伺いするための アンケートにお応えいただくことになっていて、ニューヨークに何度もいらしている方の場合、 既に行ったレストランや 観たパフォーマンスをリストして頂くことによって、同じ、もしくは似通った レストランやパフォーマンスを避けることが出来るようになっています。
また「1日はディナーよりも、昼間にブルックリンに連れて行って欲しい」、 「一日はイングリッシュ・コミュニケーションのクラスで、アメリカ人とディナーをしてみたい」というリクエストがあれば、 パッケージの予算内で それにご対応するので、 ご希望さえ きっちりリストして頂ければ、何のリサーチもプランニングも、レストランの予約も、ホテルの予約も無しに 飛行機を手配するだけでニューヨーク旅行を楽しんでいただけるのがこのパッケージ。

また、ディナー相手は ニューヨーク事情に詳しい日本人女性を、ご本人の興味にしたがってアレンジするので、 会話が弾まないディナーになる心配も無ければ、「何をオーダーしたら良いか分からない」、「レストランやラウンジでのマナーが分からない」 といった問題もサポートが可能。
デイタイムについても、興味がある場所や、やってみたい事が効率良くこなせるように スケジュールのプランニングを Will New Yorkのスタッフがアシストしますので、 中身の濃い、自分だけのために時間を使う旅行を、何の下準備も無しに実現することが可能になります。






でも、たとえディナーの相手が居ても、ブルックリンを案内してくれる人が居ても、 1人旅でどうしても心配になりがちなのが、「何か起こったら…」という不安。 それを払拭するために、ご提供しているのが緊急連絡先ご登録のサービス。
これは、万一事故や病気などのトラブルに見舞われた際のサービスで、 アメリカで何かが起こった場合に、警察や病院は所持品から連絡先を割り出してコンタクトをするものだけれど、 それは通常はアメリカ国内。日本までコンタクトしてくれても、家族が英語を話せなかったらそれまで。 もし食中毒で入院した場合や、全身麻酔を使う医療行為を受けた場合、どんなに元気になったところで、 誰かが付き添い者として出向かない限りは退院できないのがアメリカの病院のシステム。 さらに、パスポートを紛失してしまって、NY総領事でその臨時再発行をするためには、 身元を保証する日本人の立会いが必要。
したがって、1人旅というのはリスクが大きいと言えるけれど、そんな問題を解決するのが緊急連絡先ご登録のサービス。 万一のトラブルが起こった際に、アメリカ国内に英語が話せる連絡先を持っているのは、 英語があまり話せず、ニューヨーク事情が分からない友人と旅行するよりも遥かに心強い状況。 前述の病院からのリリースや、総領事へ立会いなど、様々な緊急時にご対応が出来るだけでなく、 日本へのコンタクトが必要な場合、ご本人に代わってご家族やお友達にご連絡するシステムになっています。
またNYへの1人旅をご心配になる 日本のご家族側にも、Will New Yorkのコンタクトを渡して頂けるようになっていますが、 このサービスは緊急時のみのご対応なので、それ以外の目的でのコンタクトやお問い合わせは 控えて頂くようにお願いしています。

この緊急連絡先の登録サービスは、 Will New Yorkの留学アカデミーや1人旅パッケージに含まれているものですが、 個人で旅行される方でも有料でお申し込みいただけるのに加えて、短期留学をされている方にもご利用いただけるようになっています。

ニューヨークは、何時来ても新しいトレンド、新しい人気スポット、様々なアート、音楽、パフォーマンス、イベントに満ちている街なので、 何度リピートしても決して飽きないだけでなく、常に世界のどの街よりも刺激があって、 経済的にも 最も活気がある街。
「高額レストランに旅行者しか居ない」、「治安が悪い」といった問題も無く、交通の便が良く、レストランの質も高く、 ナイトライフも充実している上に、ショッピング・スポットも沢山あるので、 特に一度もニューヨークに来たことが無い方には、是非1人でいらしていただきたいというのが私の考え。
また何度もいらしてる方でも、ニューヨーカーの視点が入ったプランニングで、今までに無いNY旅行を存分に楽しんでいただけると思っています。


Will New York 宿泊施設滞在


執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。 丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。


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