Mar. Week 3, 2019
”Celeb Jewelry Cordination"
”ベラ・ハディド&ヘイリー・ボールドウィンのジュエリー・コーディネート"


昨年引っ越し前に衣類を大幅に処分した私が悟ったのが、深く考えずにファッションにお金を掛けることが如何に無駄になるか。 また処分した衣類をリセールに出して悟ったのが、1回しか着ていないドルチェ&ガッバーナよりも1回しか着ていないアディダスの フーディーの方が再販効率が良いという事実。 加えて世界各都市のファッション・ウィークへの関心がどんどん薄くなっていることが立証する通り、 年々退屈になっているのがファッション。 なので春を迎えても服やシューズを買いたいという気持ちが全く起こらなくて、 それよりも買いたくてウズウズしているのがジュエリー。
少し前に レストランのメートルディーやクラブのバウンサーのトレーニングをしている人と話していた時にも、 「レストランやクラブで優遇されたければ、服よりも時計とジュエリーにお金を掛けること」と言っていたけれど、 私自身の経験でも、ニューヨークのレストランで 隣のテーブルの人達と話をするきっかけになるのは服よりも断然ジュエリーなのだった。







それとは別に、パパラッツィという職業はかつてはセレブリティのスキャンダルやストリート・ファッションを撮影するのが仕事であったけれど、 HDのデジタル画像時代になってからは、セレブのメークやノーメークの状態の肌、バッグ、シューズ、ネール、ジュエリー等、メディアの記事のアングルに合わせた スナップが撮影されるようになったのは周知の事実。 そのパパラッツィの間で、「ジュエリー・ショットがメディアに売れるセレブリティ」と言われるのがベラ・ハディドとヘイリー・ボールドウィン。
実際にこの2人はカジュアルやアスリージャー・スタイルでも ジュエリーを上手くつけていることで知られる存在。どちらもネックレスのレイヤーが上手く、 それをイヤリングと上手くバランスするためにヘアをアップにしたり、 ハーフ・ポニーテールにするなど、ジュエリーのつけ方を心得た演出をしているのだった。






特にヘイリー・ボールドウィンは、いつもつけているテニス・ネックレスがトレードマークになっているけれど、 実際に彼女が太さや長さ、ゴールドのカラーを替えて何本も所有しているのがテニス・ネックレス。 ホワイト・ゴールドとイエロー・ゴールドのテニス・ネックレスをレイヤーにしたり、 超カジュアルな服装にも当たり前のようにテニス・ネックレスをレイヤーでつけてしまうのは 彼女ならではのコーディネート。 「高額ジュエリーは身体の一部のようにつけるもの」というセオリーのお手本と言えるのが ヘイリー・ボールドウィンのスタイルなのだった。






写真上の中央と右は、同じネックレスのレイヤーのナイトアウトと デイタイムのスナップであるけれど、 ヘアを纏めて イヤリングを巨大なチェーン・フープにするだけで デイ・トゥ・ナイトのトランスフォームを完璧にやってのけているのだった。
ジュエリーのつけ方が上手い人は、やはりジュエリーが好きで いつもつけているだけでなく、 冒険心と度胸がある人。 特に大き目なジュエリー、派手なジュエリーをつける際に不可欠なのが度胸で、 これが備わっていないと どんな高額なジュエリーでも安物や借り物に見えてしまうのだった。


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執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。


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