Sep. Week 4, 2019
”Looking for Perfect Combat Boots"
12年履いたコンバット・ブーツをリタイアさせるためのブーツ・ハンティング


秋になるとブーツの購入を考える女性は多いけれど、 今秋はここ数年トレンディングだった膝の上までカバーするサイハイ・ブーツが姿を消しつつあって、 変わりに膝丈のニーハイ・ブーツの方がメインストリーム。 でも今年もトレンドの目玉になっているのは何と言ってもコンバット・ブーツ
9月のファッション・ウィークでも多くのモデル達の足元がコンバット・ブーツであったけれど、 コンバットはトレンドというよりも決してアウト・オブ・スタイルになったことが無い定番ブーツ。 私自身は2007年に購入したマイケル・コースのコンバット・ブーツを未だに履いていて、 何度ソールやヒールを張り替えたか分からないほど。 それほど履き易くて、服に合わせ易いのが愛用のブーツで、 コンバットは新品よりも年季が入っている方がカッコ良く見えるとあって、 何年も履き続けるうちに気付いたら12年が経過していたのだった。




コンバット・ブーツはそもそも作りが頑丈なので長持ちする傾向にあるけれど、 長く履いてレザーが柔らかくなってくると、更に履き心地が良くなるので手放せなくなるのは長年の愛用者の誰もが語ること。 私の場合もまさにそれで、これまでにも愛用のブーツを履き潰したときに備えて新しいブーツを購入してきたものの、 愛用のブーツの履き心地の良さには決して敵わないのだった。 でも長く代替品探しを続けてきたお陰で自分の好みとニーズに合ったコンバット・ブーツのスタイルは理解していて、そのポイントは以下の通り。

  1. サイド・ジッパーで着脱が簡単であること
  2. ヒールとプラットフォームで10p程度の高さがあること
  3. 太目のブロック・ヒールであること
  4. ラグド・ソールの凹凸が深すぎないこと
  5. ソールがアッパーに対して大き過ぎないこと
  6. レザーが固すぎないこと

「コンバット・ブーツのブランドと言えばドクター・マーティン」という人はアメリカには多いけれど、 上記の条件を全く満たさないのがドクター・マーティン。 モデルが履いているとカッコ良く見えるドクター・マーティンであるけれど、 分厚いフラット・ソールがアッパーのプロポーションに対して大きいデザインは 長身&細身のモデルボディでない限りは決して体型をカバーしてくれないもの。 加えてスニーカーでさえレースを結んだまま着脱する私なので、 外出&帰宅の度にレースアップのブーツを着脱する根気などは持ち合わせていないのだった。




今シーズン、トップ・デザイナー物のコンバット・ブーツはグッチのもので約1200ドル、プラダが約800ドル、トッズが約950ドル。 それより一格落ちるシューズブランド、スチュワート・ワイツマンやソフィー・ウェブスターのものが500〜600ドル台。 そうかと思えばドクター・マーティンは180ドル程度で手に入るけれど、 前述のようにコンバット・ブーツというのは、そもそも丈夫に出来ている上に 基本的には同じデザイン。 なので気に入ったスタイルをブランドにこだわらずに安く手に入れる方が正解というのが私の考え。 クリスチャン・ルブタンの鋲打ちのデコレーションが施されたブーツのように、 高額デザイナーの特徴があるデザインを選んでしまうと、 そのデザインのせいで翌年には飽きてしまったり、時代にそぐわない印象になってしまうのだった。
さらに言えばブーツには、自分の日頃のサイズを履いていても何故か足が大きく見えるデザインというものがあって、 そんなブーツを買ってしまうと 履いている自分の姿を鏡で見て気分が重たくなるだけでなく、 何を着ても似合わない、バランスが悪いという悪夢を味わうのが宿命。 逆にサイズ6.5〜7の私がサイズ8を履いても足が大きく見えないデザインというのもあって、 コンバット・ブーツは内側に厚手のソックスを合わせるケースが多いことを思うと、 「若干サイズアップにしても足が大きく見えないデザイン」というのは購入に際して非常に大切な条件なのだった。




コンバット・ブーツで圧倒的に多いのはオールブラックのブーツであるけれど、 先シーズンから徐々に増えてきたのがカラー・ブーツ。今シーズンについてはホワイト、 それもオール・ホワイトのブーツがトレンディング。
これは暫し続いたホワイト・スニーカーのトレンドの影響もあるようで、 スニーカー感覚で履ける真っ白なコンバット・ブーツを探しているのは女性だけでなく、男性にも少なくないのだった。 CUBE New Yorkでも、オール・ホワイトのスタイルを含む コンバット・ブーツのお取り扱いを始めたけれど、 一見難しそうに見えるオール・ホワイトのコンバット・ブーツのコーディネートは ホワイト・スニーカーを愛用していた人々にとってはさほど難しくないのが実情。 簡単なのはオールブラックのアウトフィットのアクセントにしたり、ブラック&ホワイトのアウトフィットに合わせること。 また意外にマッチするのがベージュ系の服に合わせるというもの。
私の場合、ホワイトのダウン・ジャケットとシアリング・コートを持っているので、 今年はそれに合わせてオールホワイトのブーツの購入を考えているところなのだった。

執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。

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