Nov. Week 4, 2019
”Affordable Formal & Bridal Dresses "
トレンド火付け役はキャサリン妃!? さらに加熱するパワーバンド・フィーバー


今年の初夏頃から欧米のインスタグラムのインフルエンサーが盛んにつけ始めていたのがヘッドバンド。
ヘッドバンドは一般的なヘア・アクセサリーなので「今さらトレンド扱いするなんて」と思う人も少なくないけれど、 今回トレンドになっているのは”パワーバンド”と呼ばれるボリュームがあるデザイン。 そのトレンドの火付け役になったと言われるのが英国王室ダッチス・オブ・ケンブリッジことキャサリン妃。
今も女性が帽子を被る風習が根強いロイヤル・ファミリーであるけれど、 キャサリン妃にとってパワーバンドは帽子替わりであり、 ティアラのようなイメージを演出するヘッドピース。バンドの厚みが視覚的なボリュームをもたらすので 平たいカチューシャ・タイプのヘッドバンドとは全く異なるインパクトなのだった。








写真2段上のキャサリン妃は2週間前に行われた英国兵士戦没者記念式典のスナップで、 つけているのはZARAの約30ドルのヘッドバンド。 アレクサンダー・マックイーンのドレス、ジミー・チューのシューズに合わせたコーディネートで、 イギリスではその直後に完売が伝えられたアイテム。 でもヘッドバンドそのものは 故ダイアナ妃から、ジャクリーン・ケネディ夫人、「セックス・アンド・ザ・シティ」のバースデー・エピソードのキャリー、 故モナコの王妃で女優のグレース・ケリーなど、ありとあらゆる女性が装いにエッセンスを加えるためにつけていたアクセサリー。
イギリス王室のベアトリス&ユージーン王女、キャサリン妃の妹、ピッパ・ミドルトン等、英国ハイソサエティの女性達は特にトレンドとは無関係に パワー・バンドを帽子替わりにつけてきたけれど、 過去2シーズンのファッション業界でも プラダやジヴァンシー、ドルチェ&ガッバーナといったデザイナー・ブランドが 2000ドルもする高額パワーバンドを手掛けるようになっていて、 2019年のファッション・ウィークでもエディターやブロガーたちが こぞってパワーバンドをつけている様子がスナップされているのだった。








カチューシャに代表される通常のヘアバンドはブローをしたくない日の手抜きヘアの際、もしくはスポーツや仕事の際に前髪が落ちて来ないようにするための 実用目的でつけていたのに対して、 パワーバンドは上のスナップでキャサリン妃が完璧に結い上げたヘアにつけていることからも分かる通り、きちんと整えたヘアの仕上げにつけるステートメント・アクセサリー。
それだけに前髪を下した状態でつけている女性がとても多いけれど、こうすると前髪のシェイプがヘアバンドにサポートされて、 ヘアスタイルの写真写りが安定するメリットがあるのだった。 またヘアにボリュームがあり過ぎる人はそのボリュームが抑えられる一方で、ヘアにボリュームが欲しい人にとっては ヘアバンドでそのボリュームが補われるので、顔の印象が華やかになったり、顔全体の輪郭や雰囲気を若々しく見せる効果をもたらすのだった。
その一方で「つけるのに度胸が要る」とか、「つけるのが面倒」と考える女性も少なくないようだけれど、 度胸に関しては 「日頃は帽子やヘアバンドが嫌いだけれど、トレンディングになっているから つけてみた」というヴィデオブロガーが語っていたのが 「1本のヘッドバンドをつけただけで 周囲からの視線が集まって 自分のプレゼンスにパワーが加わったので、 何故これがパワーバンドと言われるかが分かった」ということ。 したがってハイソサエティの女性達が当たり前のようにつけるのは納得のアクセサリー。
でもヘッドピースをつけ慣れない女性にとっては パワーバンドをつけるのは 日頃と異なるテリトリーに踏み込むようなもの。 なのでパワーバンドについて「(つけることによって)自分の殻を破るためのアクセサリー」と語る人さえ居るけれど、 決して突飛なアクセサリーではないので、このくらいのことで自分の殻が破れるなら パワーバンドをつけて破るべきだと思うのだった。







私自身、昨今外出の際に頻繁につけているのがパワーバンド。最初は無難にブラックをつけていたけれど、 パープルをつけた途端に周囲からのリアクションが大きくなって、見ず知らずの人にまでレストラン等で褒められるようになったので、 目立つパワーバンドの方がよりパワーがあるのを実感しているところ。
私の場合、髪の毛が猫っ毛でブローのたびにボリュームを出すのに一苦労しているけれど、 前述のようにパワーバンドでボリュームがもたらされるので、ブローの時間が短くなるというメリットがあるのだった。
でもパワーバンドは存在感があるだけに、ある程度はメークをちゃんとしていないと顔の方が負けてしまうケースがあるのは事実。

パワー・バンドにはパールをあしらったもの、クリスタルをあしらったもの、中央にノット(結び目)をフィーチャーしたターバンスタイルのもの、素材をブレード(三つ編み)にしたもの等があって、 素材もレザー、サテン、レースなど様々なタイプが登場しているけれど、夏の間から人気が高かったのがヴェルヴェット。
これからパーティー・シーズンを迎えるけれど、さほどドレスアップしていなくても華やかなインパクトが演出できるのに加えて、 立食の場合でも着席でも人目を引き付けるのに極めて有効なアクセサリーがパワーバンドなのだった。

CUBE New Yorkでは、このページに登場したスナップのスタイルを集めたヘッドバンド・ショップをスタートしました。 ここをクリックしてご覧ください。

執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。

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