Jan. Week 5, 2020
”My Resolution, Get Ageless Hair!"
エイジレス・ヘアのためのステップアップ・ストラテジー


私が2020年のニューイヤー・レゾルーションとして掲げているのがヘルシーでふさふさなエイジレス・ヘアを手に入れること。
何度もコラムに書いているように、私は125歳以上まで五体五感満足で生きるのをライフ・ワークとして取り組んでいるけれど、 その目標達成のために私が健康と共に大切だと考えているのが、エイジレス・ルッキング、すなわち年齢不詳の外観を保つこと。 私がそれを実現するための教訓やアイデアを得るのは 年齢の割に若く見える人よりも、もっぱら年齢の割に老けて見える人。 その理由は年齢より若く見える人の場合、それなりに健康に気をつけていても「持って生まれたDNAがラッキーなだけ」と思われるケースが多く、 若さの秘訣が全くと言って良いほど参考にならない反面、年齢の割に老けている人には 必ずと言って良いほど誰もが同じ事をしたら老けて見える要因があるため。 したがって老けて見える人から エイジング・プロセスでやってはいけない事を学ぶ方が、遥かに実践的と私は考えているのだった。
その私が昨今 痛感しているのが、老けて見える人は肌よりも髪の毛がエイジングしているということで、 逆に多少顔にシワが目立っても、髪の毛がふさふさで艶やボリューム、そしてハリがある人は顔の雰囲気が若く見えるだけでなく、 身体全体の印象まで若々しく見える傾向にあるのだった。




そこで私のニューイヤー・レゾルーションになったのがふさふさで艶とボリューム、ハリがあるエイジレス・ヘアを手に入れること。そのために必要と言われるのが 以下の6ステップ。

このうち私が既に実践して久しいのはシャンプーを使わないことで、No Poo(ノーシャンプー)派になって早4年ほどが経過するけれど、 今から振り返ると 最初のうちは頻繁に水で洗い流してはブロードライをしていたので、さほどNo Pooの恩恵を受けてはいなかったのだった。
No Pooの基本ポリシーは、シャンプーに含まれる強力かつ有害なケミカルが頭皮から体内に入るのを防ぐこと。 そのケミカルの中にはガラスクリーナーや、ボートにこびりついた貝類を落とす洗浄剤と同じ化学組成のものが含まれているので、 頻繁に使い続ければヘアにも身体にも良くないのは容易に想像がつくところ。 でも実際にはNo Pooは ドライシャンプーの活用によって、 シャンプー、ブロードライ、スタイリングという ヘアと頭皮にダメージを与える ルーティーン・サイクルをストップしなければ、本来のメリットを得ることはできないもの。
今では私もそのコツを掴んだのでシャンプーを使用しないヘア・ウォッシングの頻度は週に1回。 ドライ・シャンプーはヘアが脂っぽくなってから使用するのではなく、 洗った直後のブロードライ もしくは翌日のブラッシングの際にスプレーをした方が ボリュームが出てヘアが纏まり易くなり、 スタイリングにも時間が掛からないという利点があるのだった。

私にとって上記6ステップのうち 改善すべき課題であったのはヘアダイ。頭皮や身体に悪いとは知りつつ、 長きに渡って月に2回ペースで続けてきたのが私のヘアダイ。 でも最近の医療機関の調査で、月2回のパーマネント・ヘアダイが発がん性を20%以上高めることが発表されたことから、 頻度を月1回に落とす決心をしたのが昨年12月のことなのだった。




実践してみると意外に難しくなかったのがヘアダイの頻度を落とすこと。 それほどまでに昨今はテンポラリー・ヘアダイ、すなわちルートカバーのスプレーが進化しているけれど、 私の昨今のお気に入りはプロ用にデベロップされたイオン ルート・カバー・エアブラッシュ・ティント。 カラーの粒子が細かいので、1回ウォッシングした後もヘアにカラーが残り、使用量が少なくて済む上に パーマネント・ヘアカラーのように人体に有害なケミカルが含まれていないので、安心して使用出来るのだった。
加えて以前このコーナーでご紹介した”CUVVA/キュバ”のようなヘア・ファイバーをドライ・シャンプーと併用することによっても、 カラーとボリューム、ヘアの扱い易さの全てが実現するのだった。
ドライ・シャンプーについては 欧米のソーシャル・メディア上で評判が高まっているのがウォーターレス・ ドライシャンプー。 水の使用が制限される南アフリカのケープタウンの女性達のためにデザインされたのがこのプロダクトで、 汗をかく季節やスポーツの際には、事前にこのドライシャンプーを使用することによってサラサラのヘアが保てるというプロダクト。 ボリュームを出したくない 髪の毛が多い人のためにはフォーム状も登場しているのだった。
さらにウォーターレスからはドライ・コンディショナーも登場しているけれど、 これはスプレーするだけで ヘアをしっとり仕上げて静電気を防いだり、毛先のパサつきを柔らかくするプロダクト。 リーブ・イン・コンディショナーとは異なり、ブローやスタイリングの必要がないので、 ドライヤーやヘアアイロンによるヒート・ダメージが防げるのだった。
これらのプロダクトは前述のように、本来は水の使用に制限があるエリアの女性のために開発されているけれど、 世界的に水質がどんどん悪くなってきているのに加えて、 水で洗う頻度が多いと どうしても抜け毛が増えるだけでなく、頭皮乾燥によるダメージや脂分過剰分泌の原因になるのは言うまでもないこと。 そのためウォーターレスのプロダクトは、昨今ではケープタウンよりも男女を問わず欧米で愛用されるようになってきているのだった。




前述の6ステップのうち、私が現在最もシリアスに取り組んでいるのが、ダメージを修復して強い髪の毛にするということ。 私の場合、改善したいダメージはエイジングの影響で太さやテクスチャーが不均一なヘアが混じるようになり、その毛先がブローをしても上手く纏まらないので、 そのせいで髪の毛の艶が損なわれた印象になること。
そこでビューティー・エディターやブロガーの大絶賛プロダクトを2つトライしたけれど、そのうちの1つが写真上左のオラプレックスのヘア・パーフェクター。 これはコンディショナーではなく、シャンプーの前にアプライして10分ほど置いた後、通常通りシャンプー&コンディショナーを使用するというプロセスで、 特許取得のフォーミュラがダメージを改善して 強くコシがあるヘアに仕上げるプロダクト。 私の場合、シャンプーの代わりにCBDソープでヘアを洗っていて、ヘアダイの後だけドクター・アルカイタスのシャンプーを使っているけれど、 コンディショナー替わりに今年に入ってから使い始めたのが、やはりビューティー業界でカルト的評価と人気を誇るブリオジオの”ドント・ディスペア・リペア” という ディープ・コンディショニング・マスク。Allure誌で2019年のベスト・ヘア・プロダクトに選ばれたのがこのヘアマスク。
2つのプロダクトの どちらがどう効力を発揮しているのかは分からないけれど、 私が実感しているのは、ヨガやエクササイズの際にブレード(三つ編み)にしたヘアをほどいた後、 ヘアが以前より早くストレートに近い状態に戻るようになってきたこと。すなわち以前よりヘアにコシと弾力が出てきた訳で ブローの仕上がりも以前よりアイロンの使用時間が減ったにも関わらず 滑らかになっているのだった。

これら以外にもヘアのための新しいサプリを現在トライしている最中であるけれど、 髪の毛のことを考えた場合、やはり摂取した方が良いのが動物性たんぱく質。 というのもヴィーガンを止めた人の多く、それも20代、30代という若い人達がこぞって語っているのが、 「ヴィーガンを続けるうちに髪の毛が細く、ヨレヨレになってきた」ということ。 中には抜け毛が増えて、それが怖くてヴィーガンを止めた人も居るので、 ふさふさでツヤのあるヘアのためには、年齢に関わらず動物性たんぱく質の摂取が必要だと思うのだった。

執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。

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