Feb. Week 3, 2019
”Cunky, Link, Herringbone Chains!"
まだまだ続くゴールド・チェーン・ラッシュ!


私は気持ちの切り替えが早い方なので、滅多に後悔を引きずることがないけれど、 その私が頻繁に後悔するのが 「どうしてゴールドが1オンス300ドル台の時に、もっとゴールド・ジュエリーを買っておかなかったのか」ということ。
今ではゴールドは1オンスで1570ドルを超えて、夏までには1600ドル台になるという予測が聞かれる状況。 でも私がCUBE New Yorkのビジネスでゴールド・ジュエリーを取り扱い始めたばかりの頃は ゴールドの財産価値を的確に理解していなかったので、 ブランド物のバッグやシューズと同等程度にしか考えていなかったのがゴールド・ジュエリー。 そのためダイヤモンド・ディストリクトの業者が当時頻繁に勧めてくれていた 超お買い得ジュエリー、それも今から考えると信じられないようなお宝ジュエリーを 迷った挙句、 「無駄遣いはいけない」などと自分を戒めてはパスしていたのだった。
私がゴールドの財産としての価値に目覚めたのはその後ゴールドが高騰してからのこと。 CUBE New Yorkで今も人気のネーム・ペンダントの ミス・スペルの14Kゴールド・プレートを不良在庫として何年分も貯めておいたところ、 それがゴールド値上がりのお陰で 驚くほどの値段で売れたのが私にとってのウェイクアップ・コール。 以来、一度も使用していなくても 売りに出すと価値が激減する服やバッグ、シューズは消耗品、 中古でも価格を維持し、投資にさえなるゴールド・ジュエリーは財産と考えるようになったのだった。
そもそも私はパールが似合わない上に、自分でもCJのシミュレーテッド・ダイヤモンド のジュエリーを愛用しているくらいなので、 ダイヤモンドにもさほど財産価値を見出していないけれど、 今ではアメリカの質屋も人工ダイヤを見抜くことが難しくなってきたことから、 ダイヤモンド・ジュエリーを持ち込んでも それに使われているゴールドやプラチナの価格でしか 引き取らなくなっている状況。 そのゴールドは通貨の変動とは無関係に、世界中何処でも価値に見合うお金に替えられる財産。 なので欲しいゴールド・ジュエリーを見つけた場合には買う努力はしても、我慢はしないポリシーにしているのだった。







さて2年ほど前から続いているのがボリュームのあるリンク・チェーン・ネックレスのトレンド。 とは言っても 俗にステートメント・ネックレスとも言われる インパクトがあるネックレスのトレンドは 2013〜2014年の段階でもファッション・ブログ等で盛んに取り上げられていたいたもの。 でも同じようなネックレス・トレンドでも、近年では貧富の差が開いた影響で ファッション界でもステータス・シンボルが持てはやされるので、 メッキでない本物のゴールドを身に着けるのがポイント。 そのため現在のトレンドを ”アップグレード・チェーン” と表現するメディアもあるのだった。
そのアップグレード・チェーンのトレンドでは、モノトーンのシンプルな服装に シングルでもレイヤーでも、 まずはインパクトのあるゴールド・リンク・チェーンをつけて装いのアクセントにするのがベーシック・ルール。 繊細なチェーンのレイヤーはもはや時代遅れ。 そしてそのレイヤーはテクスチャーが異なるチェーンをコーディネートして、 たとえチェーン自体がさほど太くなくても、視覚的なインパクトをもたらすのがメインストリームになっているのだった。






視覚的インパクトがチェーンに望まれるようになって、過去2年ほどで突如人気が再浮上しているのが、 スネーク・チェーン(写真下中央のチョーカータイプのチェーン)やヘリンボーン・チェーン(写真上、右から2番目のベラ・ハディドのレイヤー) 。 これらはチェーンの定番であるけれど、 スネーク・チェーンのシンプルでモダンなイメージや、ヘリンボーン・チェーンのフラットに輝く光沢は レイヤーにした時に 通常のケーブル・チェーンやリンク・チェーンとは明らかに異なるもの。
また写真下左のティファニーのハードウェア・コレクションは、このページの上から2番目の写真の右側で ヘイリー・ビーバーもレイヤーでつけている通り、ティファニーのプロモーションが功を奏して 今ではファッショニスタの愛用チェーン。ファッション・ウィークでも これを身につけるエディターやブロガーが目立っていたのだった。






私はハードウェア・コレクションのネックレスのルックスは好きであるけれど、 ティファニーのようなブランドが絡むと そのネーム・ヴァリューや製品開発料、マーケティング費用、ストア・レント等の費用が製品に含まれるので ノー・ブランドのゴールド・ジュエリーより遥かに高くつくことは 昨年のこのコーナーでブリオン・ジュエリーについて 書いた際に説明した通り。 せっかく財産としてのゴールド・ジュエリーを購入しても その価格にブランドのステイタス料金や経費が含まれてしまえば、 投資に見合うリターンが無い訳で、私はブリオン(地金)・ジュエリーは決してブランド物を選ばない主義。
その私は 引き続き昨年このコーナーでご紹介したグッチ・チェーンを愛用中であるけれど、 これはグッチが好んで頻繁に用いるだけで、グッチがデザインした訳ではない定番チェーン。 なのでグッチ・プライスを支払わなくても購入できるのが魅力なのだった。
私がグッチ・チェーンとのレイヤーとしてこれから買い足す予定なのが、ピカピカに光るヘリンボーン・チェーンヘリンボーン・チェーンはケーブル・チェーンのような リンク状のチェーンより重量があるので、比較的高額であるけれど、 見た目に存在感がある上に、今までつけたことが無かったタイプのチェーン。 迷っているのはその長さで、コイン・ネックレスデミネーム・ペンダントアンバー・ライン・ネックレス等、日頃愛用するネックレスとのレイヤーに 最も適した長さを模索中なのだった。

執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。

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