Oct Week 4, 2020
”Dress Easy in Staud"
セレブも夢中、スタウドのイージー・ドレッシング


パンデミックの影響で、外出やソーシャライズのオケージョンが激減していても、生まれてくるのがファッション・トレンド。 春先以降はZOOMミーティングに適切なトップとして、ニットのタートル・ネックの売上が大きく伸びていたアメリカ。 またユーティリティ・ジャンプスーツとカテゴライズされる、シルエットに余裕があるジャンプスーツもセレブ&一般女性が共に着用していたけれど、 秋からのトレンディング・アイテムになっているのがニットのマキシ・ドレス、そしてニットのフーディー・スーツで、 どちらも家ではラウンジ・ウェアとして着用し、外出時にはコートやブレザー、冬はダウン・ジャケットを羽織るだけという イージー・ドレッシング・アイテム。
カラーパレットはパンデミックの影響で今年はブラックよりもブラウンに傾倒していて、 特にニット物はグレージュ、ベージュよりクリーム色に近い”オートミール”といった ブラウン系の柔らかいトーンが人気色になっているようなのだった。






また引き続き注目されるのがデザイナーとアスレティック・ブランドのコラボ・ラインであるけれど、少し前にケイティ・ホルムズがそのスニーカーを履いてスナップされたことで、 ファッション・メディアが一気に注目したのが ニューバランスとロサンジェルスのファッション・ブランド、スタウドのコラボ。 スタウドは2015年に誕生し、まずはバッグが人気を高めたブランドであるけれど、 実はケンドール・ジェナー、ヘイリー・ビーバー、ジェシカ・アルバ等、そのアパレルを愛用するセレブは数多く、今年の春夏シーズンにスタウドがニューバランスと行ったコラボ・アイテムは ジェニファー・ロペスが着用してTV出演しているのだった。
そのニューバランスXスタウドのコラボ・ラインで真っ先に全サイズが完売し、私自身も買い損ねたのが写真上のフーディー・ドレス。 右側に入った深いサイド・スリットのお陰で動き易いマキシ丈のドレスは、レギンス&タンクトップの上からセーター感覚で着用して外出着になるのは勿論のこと、 スウェットフーディー・スーツよりもフェミニンで着用が楽なラウンジ・ウェア。 この秋はフーディー・ドレスが数多くのブランドから登場しているけれど シルエットがルース過ぎたり、 カンガルー・ポケットがついていなかったり、袖口がリブニットになっていなかったりで、なかなか気に入ったアイテムに巡り合えなかった私にとって ニューバランスXスタウドのドレスを買い損ねたのは大打撃なのだった。




ニューバランスとのコラボではないスタウドのラインの中で、やはり完売してしまって残念に思っているのが写真上、右側の二ット・フーディー。 これも全サイズがあっという間に完売した大人気商品で、二ット・フーディー自体は今シーズン多くのブランドが手掛けているけれど、 スタウドのブクレー・ニットのテクスチャーと独特のシルエットを気に入っていただけに、他では代わりが見つけられないのだった。
今年久々にニットドレスの購入を考えている私がスタウドからピックしているのが写真上左のタートルネックのケーブルニット・ドレスと、写真下のスリーブにボリュームを持たせたカーネーション・ドレス。 私がスタウドのニットドレスを気に入っているのは、ベルトをしなくてもウエストが太く見えないようにデザインされているためで、 カーネーション・ドレスはウエストの部分のリブ編みのゲージが切り替えられていて、ウエストラインにフィットする配慮がされているのだった。
私に言わせるとスタウドは、ニット素材のアイテムの方が布帛素材よりも遥かに優秀なブランド。布のアイテムになるとイタリアン・ブランド等に比べて スタウドはシルエットが垢抜けないというのが私の正直な印象。モデルのような長身&スリム・なボディでないとバランス良く着こなせないアイテムが多いけれど、 時代がシルエットのシャープさを求めていないこともあり、 スタウドのホーム・ソーイングで仕上げたような素朴さを好む人々はファッション関係者には少なくないようなのだった。






スタウドはジャンプスーツ、コート、ドレス等、ヴィーガン・レザーを用いた様々なアイテムでも知られており、 今年ダウン・ジャケットの買い替えを考えていた私が フーディー・ドレスと共に購入を狙っていたのが写真上のヴィーガン・レザー・ダウン。 フィーディー・ドレスの上にこのダウンジャケットを羽織って、足元はコンバット・ブーツかホワイト・スニーカーというコーディネートを勝手に頭で描いていたけれど、 ドレスダウンが当たり前の今のニューヨークでは このスタイルで ほぼどんなオケージョンでも、何処にでも出かけられるのだった。
もちろん同じコーディネートは上でご紹介したニット・ドレスでも可能であるけれど、 ダウン・ジャケットに関して言えば、私はプレーンなブラック・ダウンを着用しないポリシーを長年貫いていて、 それほどまでに冬のニューヨークで誰もが着ているのがプレーンなブラックのダウン。 このスタウドのダウンがどの程度暖かいは定かではないものの、ヴィーガン・レザーは風を全く通さないオール・ウェザーの素材。 またジャケット自体のボリュームが大き過ぎず、レザー・ジャケットの延長線上で着用できること、課税前で450ドルというお値段も悪くないと思っているだった。

執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。
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