Two of Mariska Hargitay’s NYC Homes on the Market
マリシュカ・ハージティが夫、ピーター・ハーマンと暮らした
マンハッタンの高額タウンハウス&ペントハウス

Published on 10/19/2018


『Law&Order:SVU』の女性警部オリヴィア・ベンソンと言えば、テイラー・スウィフトが愛猫の名前にするほど 有名なキャラクターですが、それを1シーズン目から演じてきたマリシュカ・ハージティは この秋で20シーズン目を迎えた超長寿の同番組の看板スター。 そのマリシュカ・ハージティは、番組での共演で知り合った俳優のピーター・ハーマンと2004年に結婚。 2人の間には3人の子供が居ますが、現在売りに出されているのが2人が2008年から暮らしていた アッパー・ウエストサイドのタウンハウスと、2人がそのタウンハウスに引っ越す前に1年だけ暮らしたチェルシーのペントハウス。
どちらも売値は日本円で10億円を超えるものですが、 子どもが徐々に育ってミッドタウンから、住宅街のより広い物件に住み替えるのは一般の人々もセレブリティも同様。
ここではマリシュカ・ハージティ&ピーター・ハーマンがつい最近売りに出したばかりのアッパー・ウエストサイドのタウンハウスと、 2人がその前に暮らしていたペントハウスの双方をご紹介します。


アッパー・ウエストサイド、45 W. 84th St. タウンハウス


マリシュカ・ハージティとピーター・ハーマンが2008年に1075万ドル(約12億675万円)で購入し、つい最近売りに出したアッパー・ウエストサイドのタウンハウスは 地上6階建て、室内総面積650平方メートルの物件。 不動産サヴィーな2人は、現在のニューヨークの高額不動産市場を理解しているようで、その売値は 購入価格とほぼ同額。すなわち約10年暮らした後、利益を乗せずに売却を試みています。
2人はヴィヴィッドなカラー・アクセントがあるインテリアを好むとのことで、 それが反映された空間は、モダン&レトロ・モダンがミックスした独特のテイスト。 いかにもアッパー・ウエストサイドのタウンハウスらしく、「若い家族が暮らす家」という雰囲気に仕上がっています。






写真上はフォーマル・ダイニング・エリアと、その真下にあるキッチン&ダイニング・エリア。 カジュアルなダイニング・エリアからはパティオにアクセスが可能で、もちろんアウトドアでランチやブランチをすることが可能です。 キッチンはブライトなイエローが基調ですが、実は今のニューヨークではキッチンをレッド、グリーン、イエロー等、 ヴィヴィッドなカラーにするのがちょっとしたトレンド。 通常はこうした個性的なキッチンはもっとシンプルなスタイルに手を入れてからの方が高額で売れるものですが、 セレブリティ所有の物件で、しかもカラフルなキッチンがトレンドの目玉であることから、 そのままの売却の運びとなっています。





タウンハウス内の6つのフロアを結ぶ階段はすべて写真のティール・カラーで統一。 そのティール・カラーはベッドルームの窓枠のコントラストにも用いられています。 上のベッドルームは、ヨットの形に見立てて収納棚をつけたベッドと、 ヨットのオブジェ、ヨットの壁紙、海を思わせるブルーのカーペット、ロープを縛り上げたようなシャンデリアなど、 ヨットのテーマで統一した遊び心のあるインテリアになっています。



ホワイトで統一されたHim & Her バスルーム。鏡のおかげで細長いバスルームが広く見える工夫がされていて、 2つのシンクの間にはメークアップ用のヴァニティ・テーブルが設置されています。





タウンハウスなので、各フロアの部屋をオフィス、メディア・ルーム、ゲスト用のラウンジなどに 使用が可能。自然光が入り、それぞれの部屋からパティオやテラスに出られるのも魅力です。



屋外のテラスの中でも 出張トレーナーやマッサージ師を雇って ストレッチやマッサージが楽しめるのがこのエリア。もちろん子どもが遊んだり、 ちょっとしたパーティーも出来る空間です。


チェルシー地区、オニール・ビルディング 655 Sixth Ave.


オニール・ビルディングは屋上に独特のゴールド・ドームがあることから、ニューヨーカーにはよく知られたチェルシー地区のビルディング。 そのペントハウスを2007年に712万ドル(約7億9,926万円)で購入したのがマリシュカ・ハージティ。
デュプレックスのペントハウスは室内の面積が約448平方メートル、ルーフトップの面積が237平方メートルの物件でしたが、 ここに住み始めた1年後の2008年に1億円以上の利益を乗せて815万ドル(約9億1,488万円)で売却。 そして住み替えたのが上でご紹介したタウンハウス。僅か1年で1億円の利益を上げるのはラッキーかつ賢い不動産投資。
この物件を買い取ったのはマンハッタンの著名な不動産業者でしたが、彼が死去したことから 2016年に未亡人が売りに出したのがこの物件。当時は1,400万ドル(約15億7,158万円)の価格を付けていましたが、 既にこの頃からマンハッタンの高額不動産セールスのスランプが始まっており、 ずっと売れ残ったことから、つい最近になって250万ドル(約2億8,064万円)のディスカウントをして 現在は1,150万ドル(約12億9,094万円)になっており、 マリシュカ&ピーターンのタウンハウスと競合する価格帯になっています。




写真上、上段は広々としたリヴィング・ダイニングと、デュプレックスの階上に導くステア・ケース。 チェルシーの物件を購入するバイヤーは若い層が多いとあって、あえてモノトーンで統一したインテリアをそのままにして 売りに出しています。
キッチンは、ファミリーで暮らすには無機質な印象ですが、モダンなアプライアンスで、冷蔵庫からワイン用の冷蔵庫までが 収納棚とコーディネートされた作り。中央のアイランドを兼ねたカウンター・テーブルもとても機能的な印象です。




写真上は4つのベッドルームのうちの2室で、どちらも自然光がふんだんに入るゲスト用ベッドルーム。 狭いベッドルームはテラスに出られる一方で、広い方はテラスにアクセス出来ない分、部屋の中にくつろぐスペースがあります。





写真上はマスター・ベッドルームとそれと隣接したマスター・バスルーム。どちらもテラスへのアクセスが可能で、 プライバシーはスウィッチで開閉が出来るブラインドで守られています。





広々としたルーフトップ・テラスは、屋外のカクテル・パーティーやバーべキュー・パーティーもできるスペース。 ルーフトップとは言え、しっかりガーデナーが入って植木や植物が手入れされています。




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