フェイスブックCEO、マーク・ザッカーバーグが極秘で購入していた
レイク・タホの63億円のリゾート・コンパウンド、その購入意図は?
Published on 8/7/2019
フォーブス誌によって世界第8位の富豪にランクされているのが総資産710億ドルと言われるフェイスブックのCEO、マーク・ザッカーバーグ(34歳)。
彼は2011年にシリコンヴァレーのパロアルトに700万ドルの5ベッドルーム、465平方メートルの邸宅を購入し、
その後近隣の邸宅4軒を買い取り完全なプライバシーとセキュリティを確保したことで知られる他、
サンフランシスコのネオ・ヴァレーにも同様に邸宅を購入。セキュリティ確保のためにSUVが常に駐車されていることが
近隣の住民から顰蹙を買っている存在。
またハワイのカウアイ島のウォーター・フロントには、プランテーションを含む700エーカーの敷地を購入して、
リゾートハウスを建築。ここでも長年の住人を彼の敷地付近から遠のけ、ビーチへのアクセスをエクスクルーシブにするために、
地元民を雇って 近隣の土地をオークションで競り落としたことが報じられており、
既に広大な土地の買い占めで顰蹙を買っている中、地元の住人に自分の敷地拡大を悟られないように画策したことが報じられています。
そのマーク・ザッカーバーグが新たに購入したことが報じられたのが レイクタホのウォーター・フロントの10エーカーのコンパウンド。
その買い取り価格は5900万ドル(約63億円)。
この高額不動産購入を報じたのはウォールストリート・ジャーナルでしたが、
実際に取引が行われたのは報道の数カ月前で、長い間メディアのレーダーに引っかからなかったのは
彼がウェルスマネージメントの会社を雇い、その会社が取引を代行しただけでなく、守秘協約を結ぶという 念入りな極秘で取引が行われていたため。
ハワイと言い、レイクタホと言い、ウォーターフロントの広大な敷地を買い取っているマークザッカーバーグですが、
同様の不動産購入しているビリオネアは彼だけではなく、
水源が確保できる不動産ハンティングをしている世の中のトップ0.01%の富豪は非常に多いことが伝えられています。
事実、地球の温暖化で今後益々減っていくと言われるのがクリーンな飲み水で、
それと同時に食料の供給が賄える農地と生産システムの確保も世界の大富豪の間では最優先課題。
オプラ・ウィンフリーやスティーブン・スピルバーグ監督らは既に小規模な農場を確保していることが伝えられています。
以下ではマーク・ザッカーバーグがレイク・タホに購入したコンパウンドの詳細をご紹介していますが、
建物自体はシンプルに見えるものの 実は貴重な木造物件。
この物件はマーク・ザッカーバーグが所有する10軒目の不動産となっています。
マーク・ザッカーバーグが買い取った物件は、ブラッシュウッド・エステート、カルーセル・エステートという隣り合った2つの別々の不動産。
彼がこれを1つの物件として買い取ったことから、面積が広いブラッシュウッドのコテージがメインハウスになっていて、
9ベッドルーム、9フルバスルーム、1ハーフ・バスルーム(トイレのみでシャワーやバスタブが無いバスルーム)という規模。
敷地内には車が2台収容できるインドア・ガレージが2つ用意されています。
ブレントウッド・エステートとカルーセル・エステートの2つのコテージの合計の面積は 17,342 square feet / 1611平方メートル。
取引に守秘義務契約が絡んだほどなので、不動産エージェントは売買契約が成立した直後に
この物件のビジュアルをすべてインターネット上から消去していますが、
「インターネットに一度ポストしたものは永遠に残る」というのは本当で、
ウォールストリート・ジャーナルの報道の後、多くのメディアがこのレイクタホのコンパウンドの様々な写真を
その報道記事にフィーチャーしていました。
マーク・ザッカーバーグはこのレイクタホの物件でも、購入した敷地から2エーカー以内から
長年の住人を立ち退かせる試みを行っていることが伝えられ、
それがプライバシーとセキュリティの確保だけが目的なのかについては憶測を呼んでいます。
全10エーカーのコンパウンドの中で3.5エーカーの敷地面積を占めるカルーセル・エステートは
ゲストハウスとして使われる小規模なコテージをフィーチャー。
小規模と言っても 6ベッドルーム&6バスルームにリヴィング、キッチン、ダイニング・ルームがある列記とした邸宅。
マーク・ザッカーバーグのようなVIPの場合、
ゲストハウス以外にも常駐のメイドやセキュリティ・ガードの宿舎が必要で、
これだけ広大な敷地の警備には最低6人、メイドも2つのコテージで4人は必要と指摘されています。
レイクタホのコンパウンドで最も価値があるのが、広大なアウトドアの敷地。
その敷地内には複数のボート・デッキや、バーべキューが楽しめるファイヤー・プレース付きのアウトドア・ダイニング・エリア、
ポロマッチも楽しめるような広い芝生のヤードがあり、管理費だけでも膨大な金額になるとのこと。
したがって世界有数の富豪でなければ購入出来ないのはもちろん、
それを維持することも出来ないのもまた事実になっています。
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