IPOマネーでN. ジョコヴィッチの隣人となったUber共同設立者、
トラヴィス・カラニックの SoHo デュプレックス・ペントハウス
Published on 9/13/2019
トラヴィス・カラニック(43歳)と言えば、カーシェアリングの最大手で今年5月にIPOを迎えたUberの悪名高き共同設立者と知られる存在。
彼が”悪名高き”と言われてしまうのは、Uber社内で彼に対するセクハラの訴えが起こり、
それを揉み消そうと工作したことが明らかになったのに加えて、
彼が自分が利用したUberのドライバーを罵倒している様子を収めたビデオがヴァイラルになり、
CEOのポジションを追われる事態を招いたため。
彼がCEOを辞任するに当たってはUberの持ち株の30%、当時の価格にして14億ドル分を日本のソフトバンクに売却。
その売却益でインドと中国のEコマースや不動産に投資をする新ヴェンチャー”10100”をスタートさせています。
そんな彼の個人資産はUberの株式公開後の段階で39億ドルと言われているので、
ここにご紹介する565ブルーム・ストリートのデュプレックスのペントハウスを購入しても経済的な余裕がたっぷりある状況。
しかもここ2年ほどの間に、ニューヨークが開発ブームであるにも関わらず不動産市場が冷え切ったことから、
新築の物件が有り余る買い手市場。そのため売り出し価格4050万ドル(約43億6000万円)であったペントハウスが
10%以上値崩れして、3640万ドル(約39億円)で購入出来たのが彼。
565ブルーム・ストリートは、ソーホーの南端にそびえ立つツインタワー・スタイルのビルで、
同じビル内には2018年のテニスUSオープン男子チャンピオン、ノヴァック・ジョコヴィッチも
その年のトーナメントでNY入りした際に、未だ完成に程遠い建築中であったこのビルの中のペントハウスを2軒購入。
ちなみに不動産物件はビルディング建設中に購入する方が価格が安く、バブル時であればビルが仕上がった段階で価格が大きくアップすることから、
短期で効率が良い投資を考える人々が好むのが建設中の物件となっています。
ここではそのトラヴィス・カラニックのニューヨーク新居となる565ブルーム・ストリートのビルディングとそのデュプレックス・ペントハウスをご紹介します。
565ブルーム・ストリートは、シリコンバレーのエグゼクティブ であったトラヴィス・カラニックが購入したとあって、
ハイテクで知られるビルディング。ペントハウスにはプライベート・エレベーターがあるのはもちろんのこと、
車のパーキングは人間無しでバレット・パーキングが可能になオートシステム。
そのため住人のプライバシーが守られますが、ソーホー・エリアはパーキングが不足しているので、
デュプレックス・ペントハウスの住人に複数のパーキング・スポットが確保されているのは
大きなプラス要因になっています。
デュプレックス・ペントハウスの総面積はインドア・スペースだけで609平方メートル。
その他にアウトドア・テラスのスペースがあります。
外に面した部分が全てウィンドウ・ウオールなので、非常に開放的でインドアに居てもアウトドドアに居るのと
同等のドラマティックなビューが楽しめるようになっています。
そのビューは南側にワン・ワールド・トレード・センター、北側にエンパイア・ステートビルディングというニューヨークの絶景がが広がっています。
写真上はサブ・リヴィングとキッチン&ダイニング・エリア。デュプレックス・ペントハウスの場合、
メインフロアにシェフ・キッチン、上階に小規模なキッチンがあって
わざわざ階段を下りてまでドリンクやスナックを取りに行かなくても大丈夫な作りになっています。
4ベッドルームのペントハウスだけにバスルームの数は4.5。
すなわちバス+トイレのバスルーム4つと、トイレのみが1つ。
マスター・バスルームはシャワーがグラスドアで、ウインドウ・ウォールですが、
ガラスはスウィッチ1つで摺りガラスに替えられるのでプライバシーは守られるとのことです。
写真上のアウトドア・プールは、ペントハウスのテラスに設置されたプライベートのもの。
サイズは10メートルほどですが、温水プールなので真冬以外は泳ぐことが可能です。
でも果たしてこのプールが真冬の間スケートリンク替わりになるかはセールス担当者も定かでないようです。
写真上はペントハウス内に4つあるベッドルームのうちの2つ。
もちろん窓のカーテンはスイッチ1つで開閉が可能ですが、天井が非常に高いので
カーテンの費用だけでもかなりの金額になることが見込まれています。
マスター・ベッドルームはキングサイズのベッドを入れても十分に広いゆったりとした間取りになっていて、マスターバスルーム、
His & Her ウォークイン・クローゼットと隣接しています。
上はアメニティのハイテク・ジムと約20メートルのインドア・プール。
プライベート・アウトドア・プールがあるペントハウスの住人はここを利用しないものと思われますが、
プライベート・プールは距離が短いので、スイミングをエクササイズとして行う人にとっては
有難い存在のインドア・プールです。
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