Elsa Hosk's Soho Loft Apartment on the Block for $3.5M
スーパーモデル、エルサ・ホスクが2年のリノベーションを経て、
妊娠を機に売りに出したソーホーのロフト・アパートメント

Published on 10/30/2020


ヴィクトリアズ・シークレットのモデルとして世界的に知名度を上げたスウェーデン出身のスーパーモデル、エルサ・ホスクは 長くソーホーに暮らすニューヨーカー。
彼女のパートナーで2015年から交際を続けてきたトム・デイリーは、ランニング用サングラス ”ランニング・ビジョン”の共同設立者で、 エルサ同様のスカンジナビアンであるものの 彼はデンマーク人。 2人はソーホーを毎日のようにファッショナブルなスタイルで闊歩することで知られており、パパラッツィに毎日のようにシャッターチャンスを与えてきた存在。
そんなエルサ・ホスクがトムと交際を始める前の2014年に200万ドルで購入したのがここにご紹介する 66 Crosby Street / 66 クロスビー・ストリート内のロフト・アパートメント。 このビルはコンドミニアムではなく Co-op と呼ばれる住人組合が管理する物件であるため、入居のためには 住人組合からの許可が必要。その審査をクリアするための経済状態を証明する書類を揃えたり、 組合の理事との面接があるなど、購入手続きがコンドミニアムに比べて遥かに面倒で複雑。 そのため2016年にピークをつけてから徐々に下がり始め、パンデミック以降すっかり買い手が減っているニューヨークの高額不動産市場の中で 更に苦戦が伝えられるのがCo-op。
そのCo-opのロフト・アパートメントを過去2年かけてリノベ―トしたエルサは、現在トムとの間に第一子の女児を妊娠中。 そしてその妊娠を機に このロフトを350万ドルで売りに出ししています。

以下ではそのエルサ・ホスクのロフト・アパートメントのディテールをご紹介します。







写真上は、この物件のメインスペースである巨大なリヴィング&ダイニング・ルーム。 アパートの総床面積は 1,750スクエアフィート(163平方メートル)で、天井の高さは4.9メートルという 典型的なソーホーのロフト・アパートメント。 66 クロスビー・ストリートは全38世帯のビルで、このアパートは2階に位置しているので窓からのビューは望めない物件。
リヴィングのインテリアは天井から下がったアジア風の大きなライト・シェイドがアクセント。 壁のシェルフ兼本棚は、壁をくり抜いて設けられたユニークな収納スペースです。





写真上2枚はリヴィングの別アングルで、60年代のヴィンテージ・キャビネットと壁のアートが 独特のモダンレトロの雰囲気を演出。リビングの片側が西向きの巨大なウィンドウで、自然光はふんだんに入るものの、 通りを隔てて直ぐ別のビルがあることから、プライバシーは守れないのは事実。 窓の外は細いテラスになっていて外に出られるようになっています。






写真上はリヴィングからダイニング&キッチンを捉えたショットと、キッチン。 大きなアイランドはカウンター・テーブルの役割を果たしています。冷蔵庫、キャビネットに至るまで 全てウッド仕上げで、モダンレトロのインテリアと調和が取れたキッチン。
キッチンの右手の階段からメザニンフロアにアクセスするようになっていて、階段横の通路を隔てた右側が エントランス。その奥にはかなり大きな収納エリアがあります。





写真上はキッチン&ダイニング・テーブルのディテールと、メザニン・フロアに向かうステアケース。 このビルは1940年代に建てられたもので、古いレンガの柱はその時からのオリジナル。独特の雰囲気を演出しています。
ちなみに66クロスビー・ストリートが位置するのはスプリング・ストリートとブルーム・ストリートの間で、 ニューヨークの長寿人気レストラン、バルタザールの裏側に位置しています。





写真上はリヴィング・フロアにあるゲスト・バスルームと メザニンに上がる階段の奥にあるゲスト・ベッドルーム。 ゲスト・ベッドルームはクイーンサイズのベッドが入るだけの小さなスペース。 でもこのロフトは眠る時以外はリヴィングで時間を過ごすようにデザインされているので、それは全く問題無し。 ここはレンがの壁を白くペイント。使わなくなった暖炉のスペースはラゲージなどを置くための収納スペースになっています。






写真上はメザニン・フロアにあるマスター・ベッドルーム。コーラル・ピンクのアンティーク・シャンデリアがアクセントになったインテリア。 ここに隣接してマスター・バスルーム、ウォークイン・クローゼットがあり、このフロア全体がマスター・スウィートの作りになっています。





写真上はマスター・ベッドルームに隣接したマスター・バスルーム。マーブルタイルの壁とウッドのキャビネット、いぶしたゴールドのハードウェアがエレガントな印象。 サイドテーブルやトラッシュ・キャンもハードウェアとマッチしたゴールドで統一。



写真上左はマスターベッドルームの別アングルで、ユニークなシェイプの鏡を含むファニチャーは全て1960年代のヴィンテージ。
写真上右はキッチン&ダイニング・エリアから見渡したマスター・ベッドルームで、カーテンによってリヴィングからのヴューをブロックすることが可能。 窓が開くようなっているのはユニークな作りですが、開けたまま料理をしてしまうとキッチンの料理の匂いが寝室に入ってくる問題もあるようです。


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