パンデミック中にジェニファー・ロペス&アレックス・ロドリゲスの
不動産ポートフォリオに加わったマイアミの$40Mの大邸宅
Published on 9/11/2020
パンデミック中のアメリカは低金利とドル離れが重なって、NY市を除いては空前の不動産ブーム。
特に住宅物件が飛ぶように売れているのはテキサスとフロリダで、他の州の都市部からの脱出組が1日1000人ペースで移住していることが伝えられるほど。
中でもニューヨークからの脱出組、セカンドハウス購入者が物件を買い漁っているのがマイアミ。
ここにご紹介するのはそのマイアミで ジェニファー・ロペス&アレックス・ロドリゲスが8月に購入した4000万ドルの大邸宅。
この物件はパンデミック中に2人が不動産ポートフォリオに加えた2軒目の物件で、1軒目はカリフォルニア州エンシノで140万ドルで購入したもっとずっと控えめなビーチ・ハウス。
それら以外にもジェニファーはマンハッタンのコンドミニアムのペントハウス、ブリッジハンプトンの1000万ドルの邸宅、ロサンジェルスのベルエアにある2800万ドルの大邸宅等を所有。
2人がこの物件を買うきっかけになったのは今年の夏の大半をアレックス・ロドリゲスがマイアミのコーラルゲーブルズに所有する邸宅で過ごし
その生活が気に入ったためと言われ、この物件を購入したことからA.ロッドのコーラルゲーブルズの物件は今の不動産ブームに乗って売りに出すと見られています。
この物件の敷地面積は1エーカーで、家屋の面積は約3720平方メートル、10ベッドルーム、12バスルーム。
この家の価値を高めているのは彫刻が施されたマントルピースの暖炉やベネチアン漆喰の壁など建築上の贅沢なディテール、高額なマテリアルに加えて
テクノロジーがしっかりフィーチャーされているところ。
果たして2人がこの邸宅をメインの住居にするために購入したか、投資目的であるかは不明ですが、世帯数が少ないプライベートアイランドの物件とあって
値崩れはし難いと見られています。
以下ではそのジェニファー・ロペスとアレックス・ロドリゲスのマイアミの新しい4000万ドルの大邸宅をご紹介します。
写真上はメインエントランスとそれに続くドライブウェイ。この邸宅があるのはマイアミの中でも大富豪が集まるプライベート・アイランド、”スター・アイランド”の敷地内で、全ての物件がウォーターフロント。
ゲイト・コミュニティなので、アイランド内に独自の警備会社があるハイセキュリティ・エリア。
玄関の扉の上のバルコニーは建築界ではジュリエット・バルコニーと呼ばれるものでバルコニー・フェンスもウィンドウ・アーチも極めてお金が掛かったもの。
写真上は玄関を入ってすぐのリヴィング・エリアと別アングルショット。外のパティオに通じるグラスドアからふんだんに自然光が差し込むエリアで、
ダイニング・エリアが直ぐ隣にあるので、ゲストを招いたディナーには非常に便利なレイアウト。邸宅自体はスパニッシュ・スタイルの建築で、グラスドアのデザインにそのテイストが現れています。
写真上2枚はリビング面したパティオ・エリア。目の前にプール、その先にウォーター・フロントを望む絶景で、
マイアミと言えば 気温と湿度が高い真夏以外は1年を通じてアウトドアで過ごせる気候。
それだけにパティオで過ごす時間が長いのがマイアミ・ライフです。
写真上は上段はダイニング・キッチン・ルームで、ここは邸宅内の複数のキッチン施設の1つ。アジア調のインテリア。
その下はリヴィングに面したフォーマル・ダイニング・エリアで、ここからもすぐにパティオに出られる作り。
マイアミでは 自宅でディナーをホストする場合、リヴィングやパティオで食前酒、ダイニング・ルームで食事、
食後酒をパティオで楽しむのがパターン。
写真上は 合計10の寝室のうちの2つ。敷地内にはゲストハウスもあり。写真上段はそのゲストハウス内の寝室になっています。
メインハウスがプールをフィーチャーしたウォーター・フロントを望むのに対して、ゲストハウスはストリートからのエントランスに近いエリア。
ジェニファー&A.ロッドのように複数のスタッフと移動するセレブにとっては、ゲストハウスはスタッフの滞在に当てるケースも多いようです。
写真上は全てマスター・バスルームで、「アメリカ最大のシャワー」とも言われるマーブルとガラスの巨大シャワー・ルームをフィーチャー。その割にはバスタブは小さ目ですが、
それをカバーするようにパティオにはアウトドア・ジャクージ―が設置されています。
写真上はウォークイン・クローゼット。もちろんHis & Hers用があり、鏡のスラディング・ドアの後ろには何百枚もの
ワードローブを吊るすことが可能。バッグ、アクセサリー、シューズに至るまでの収納抜群のレイアウトで、温度&湿度調節もしっかりなされています。
写真上、上段は、バーエリアを兼ねたワインテイスティング・ルーム、ウッドパネルの壁にとてもお金がかかっている印象。
その下はカジュアル・ダイニングルームの隣のシッティング・ルームで、メイン・リヴィング以外の同様のスペースが邸宅内に複数設けられています。
写真上はこの邸宅のメインフィーチャーであるマーブルを敷き詰めたパティオ・エリア。夜は間接照明でパーム・ツリーとプールが美しく演出されるようになっています。
敷地内は完璧にランドスケープされ、プライバシーも守れるのがセレブリティにとっては大きな魅力。
メインハウスもゲストハウスも2階建てですが、どちらにもエレベーターがついています。
写真上はプールの全景と、その先にあるボート・デッキ。プールは 先端のエッジが無いインフィニティ・スタイルで、
現在不動産市場ではプールがインフィニティであると、ないとではそれだけでお値段に差が出るのが実情。
プールの先に広がるのはビスケイン・ベイで、マイアミのリッチ・ピープルの生活にはボートが付き物。
ボートはベイエリアを楽しむだけでなく、移動手段の1つにもなっています。
写真上はスターアイランド内の邸宅のポジションと、スターアイランドの全景。陸路ではブリッジ1本で結ばれ、橋を渡れるのも住人とそのゲストのみ。
島内にはその輪郭に沿った縦長のサークルの道が一本中央を走っているのみ。全ての邸宅がウォーター・フロントで、
その数少ない住人の中にはジェニファーの元交際相手で、現在は友人同士のショーン・Pディディ・コーン、グロリア・エステファンが名を連ね、
現在売りに出されている2つの物件をアマゾンCEO、ジェフ・べゾスが買い取るという噂も聞かれています。
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