Dec. Week 1, 2021
”My Black Friday Shopping”
私のブラック・フライデー・ショッピング


サンクスギヴィング明けから私が行ってきたのが、多くのアメリカ人同様のバーゲン・ハンティング。 でも今年はいろいろな意味でブラック・フライデーや、サイバー・マンデーといったショッピング・デイに変化が起こっていて、 まず1つは世の中で大きく報じられている通り、サプライ・チェーンの問題のせいで物流が行き届かない状況が秋口から報じられていたとあって、 多くのストアやオンライン・ショップがブラック・フライデーを待たずして、早いところは10月末から「商品があるうちに!」と購買欲を煽ってセールに入っていたのが今年。
その結果、セール・シーズンが始まったばかりだというのに 売り切れのアイテムが多く見られたのが今年のブラック・フライデーで、 割引率も例年に比べて控えめ。 それだけに例年に比べてやる気を削がれたバーゲン・ハンターが多かったと言われ、近年で初めて起こったのがブラック・フライデーのオンライン売上が僅かながら前年比を下回る現象。 それでも割引率が低く、物価が上がっている分、小売り全体の売上はしっかり伸びていることが伝えられるのだった。




私はがブラック・フライデーからサイバー・マンデーに掛けて毎年必ず購入している物と言えば、 まずエクササイズ・ウェア、ソックス、スニーカーでこれらは私にとっては必需品であり消耗品。 私が1年に必ず消耗するペースはレギンス2本、ソックス1ダース、スニーカー2足で、これらは決まったブランドの物しか身体が受け付けないのに加えて、 その決まったブランドは通常の時期には殆ど割引が無いので、ブラック・フライデーからサイバー・マンデーまでのセール期間中に1年分を纏め買いをするのが毎年の行事。
それ以外にエクササイズを楽しく、機能的に行うためと普段着の用途を兼ねて、Tシャツやスウェットを買い足すのもこの時期で、 例年であればブラック・フライデーよりもサイバー・マンデーの方が割引率が高いケースが多ことから、じっくり待ってから購入するのが常。 ところが今年に関しては人気商品や私のサイズが品切れになっているケースが多く、 アメリカの肥満化の影響でプラスサイズの方が数が多めに生産される分、オーバーウェイトの人の方が女性でも男性でもバーゲンの恩恵が受けられるのが現在。

お陰で無駄遣いが防げたけれど、エクササイズ用でも普段着でもTシャツ等のカジュアル・トップは「安い時に買っておいたら着るだろう」と思っていると大間違い。 実生活では着心地が良くて気に入っている3~4枚がローテーションしているだけで、安いからという理由で買っておいたものはクローゼットの肥やしにもならない存在。 一度も着ていなくても再販するには安過ぎるし、パジャマ、部屋着、エクササイズウェアのどれにする場合も 他にベターチョイスがあると全く出番は無し。 にもかかわらず 「いつかは着るかも…」と思わせるので なかなか捨てられない厄介者。 そのため私のバーゲン・ハンティングのポリシーは 「前から欲しかったもの、何時も使っているものが安くなっている場合以外は購入しない」というもの。
今年に関しては前から欲しかった物で割引が無かったものも購入することになったけれど、 それはブラック・フライデーになってもセールにならず、どんどんカラー売り切れ、サイズ売り切れが増えていったルル・レモンのフーディー。 「これがセールになるとしたら恐らく春先で、その時にはプラスサイズしか残っていない」と判断したので購入に至ったけれど、 もし私が別のサイトでセールになっている似たようなフーディーを購入した場合、これまでの苦い経験上、それが「持っていても着ないアイテム」になることは 断言できるのだった。




私が今年のセールで初購入して、現在到着を持っているのが ”Honeylove / ハニーラヴ” というシェイプウェア(写真上)。
現在アメリカではシェイプウェアと言えば、1990年代から存在するスパンクス、キム・カダーシアンをビリオネアにしたSkim、そしてハニーラヴが ダントツの人気。客層はスパンクスが長年の愛用者が多く 年齢層がアップしているのに対して、Skimがアピールするのはキム・カダーシアンのセレブ・パワーに影響されるそれより若い世代。 そして他のシェイプウェアを試して気に入らなかった女性達がたどり着くと言われるのがハニーラヴ。 お値段は他の2ブランドに比べると少々高いけれど、着心地が良いのに身体のラインをスムーズに見せる引き締め効果は大絶賛されるもの。
私は個人的にはシェイプウェアが大の苦手。でもこのところ体重が増えた訳ではないのに下腹部の脂肪が気になって、そのせいでスリムフィットのドレスを着用した際の 横からの姿を情けなく思っていたので、「お腹を平らにしてヒップアップしてくれる」という友人の大推奨を聞いて以来、 ブラック・フライデーのセールで購入しようと狙っていたのだった。 さすがに定番人気商品なので割引率は今ひとつ。購入したのはサンクスギヴィング・デイ前夜のブラック・フライデー・セールがスタートした直後で、 このコーナーの執筆に間に合うかと思ったら、さすがに国内の物流が全てスローになっている現在は、購入した品物の到着もスロー。 でもこうした新しいアイテムにトライしようという気が起こるのは、セールの割引があるからこそなのだった。




セールを利用した必需品、消耗品の購入とは別に私が年末に購入するのが「その年の自分へのご褒美」。 ふと考えるとハードウェア・ネックレスを購入した時にも 「パンデミック中頑張った自分へのご褒美」と考えていたけれど、 今年に関してはインフレ懸念が高まっているので さすがに今まで不動だったゴールド価格上昇が見込まれること、 でもそれ以上に ジュエリーを製作する職人の工賃が爆発的に上がり始めていることを考慮して、今欲しいジュエリーを1つ購入しておくのは 後にお金の節約になると判断したのだった。
事実、私がCUBE New YorkのCJのセクションがスタートした2000年前後はゴールドの1オンス価格が300ドル台。それが1700ドル台になった今、 心から後悔しているのが「どうしてあの時 テニス・ブレスレットやテニス・ネックレスをあと1~2本作っておかなかったのだろう」ということ。 当時も決して安いとは思わなかったけれど 現在ほどの経済的負担にはならなかった訳で、その経験から私は「ゴールド・ジュエリーは欲しい物がある時は買っておくのは悪くない」という考えの持ち主。 ちなみにインフレが進むと言われる今も、私はゴールドが投資対象としては弱いと考えていて、 クリプトカレンシーが出現し、メタバースに多くの企業が取り組む時代に、過去のインフレとゴールド価格のデータがそのまま再現されるとは思えないのが正直なところ。 でも資産は増えなくても、インフレの世の中で財産価値を保持するのがゴールドで、 一年で飽きて、一度着たり、持ったりしただけで価値が激減する服やバッグにお金を遣うよりも ゴールド・ジュエリーを購入して物欲を満たすべきと考えているのだった。

そんなゴールド・ジュエリー購入を肯定した私が 少し前に一目惚れしてしまったのが左上のスナップのエメラルド・リング。 アメリカではグリーンはお金の色ということもあって、「来年の金運を高めるため」とこじつけながらオーダーすることにしたのが写真上中央のリング。 私はホワイト・ゴールドの台にシミュレーテッド・エメラルドをフィーチャーしたリングは既に所有していて 長年愛用しているけれど、 イエロー・ゴールドにセットした方が、若々しくてモダンな印象。エメラルドは天然石だとマットで透明感の無いダークな石が多く、 直ぐに傷がつくのが問題であるけれど、シミュレーテッドの場合は「これぞエメラルド・グリーン!」と言えるカラーが安定して手に入って、スクラッチにも強いのが魅力。
ニューヨークに住んでいると着る物はどうしてもブラックが多くなるけれど、エメラルドのリングはサイズ的には小さくても、 驚くほどカラーのインパクトがあって、そのインパクトはアウトフィットがブラック、ホワイト、グレーといった無彩色であればあるほど引き立つ傾向にあるのだった。

執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。
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