Sep Week 3, 2023
“My Favorite Cleaning Gadgets”
昨今お気に入りのクリーニング・ガジェット


私は掃除というものは気持ち良く過ごすだけでなく、自分の運のためにするものだと思っていて、 特にビジネスをしていると、お金の出入りを意味する水周りの掃除は汚れる前に定期的に行うのはマスト。
運全般や生活レベルを左右する床の掃除も怠らないようにしているけれど、 床の上に物を放置したり、テーブルや棚の上に装飾品以外を置きっぱなしにするのも運が下がる要因。 断捨離をし過ぎた殺風景な部屋には金運が寄り付かないけれど、普通に家具が置かれたインテリアの場合、床やテーブル・トップ等、視野に入る平面部分がスッキリしていればいるほど 幸運や金運を招くことは、大金持ちの邸宅で決して物が外に出ていない様子からも想像がつくもの。
加えて侮れないのが、自宅の清潔度が身体と精神の健康に及ぼす影響。 室内の埃を放置しておくのは、大気のコンディションが悪いエリアで暮らしているのと同様で、 家の掃除が行き届かない貧困家庭の子供に喘息持ちが多く、特に親が喫煙者だと更にその症状が悪化するのはアメリカでは周知の事実。
また片付いていない、埃っぽい部屋で平気で暮らせるメンタリティになるということは、 精神や感覚が鈍化していることを意味するので、いろいろなチャンスを逃す一方で、危機が察知出来ない鈍い人間になって行くということ。 株でもFXでも、クリプトカレンシーでもサクセスフルなトレーダーがこぞって語るのが、規則正しい生活、 健康管理、居住環境や仕事環境の重要さで、感覚を研ぎ澄ました状態で初めて発揮されるのが 何も無い状態からでも幸運や金運を掴み取り、悪運やそれを運んで来る人を自然に遠ざける勘や嗅覚なのだった。




要するに私にとって掃除は開運行事と仕事を兼ねているけれど、一度始めると私が最も夢中になってしまうのが磨き掃除。 ところが昨今、爪が弱くなってきたのか、磨き掃除をしている最中に続いたのが爪が欠けてしまうトラブル。 そこで手袋をして掃除をするのが嫌いな私が、試験的に購入してみたのが上のブラシ。 掃除をする場所に応じてヘッドを変えると、スポンジになったり、アングル・ブラシになってくれて、頑固な汚れを落とすためのスクラビング・アタッチメントもついていて、 充電も短時間。
アメリカの水道水は日本に比べるとミネラル成分が少なく、定期的に掃除をしていたら蛇口やバスタブの水垢問題はまず無いとあって、 このガジェットが活躍してくれるのは もっぱらキッチン全般。 特に知らない間に焦がしている鍋の外底の掃除で活躍してくれて、 「もう落ちない」と諦めていたルクルーゼの鍋の外底が綺麗になったのには大感謝なのだった。




そんな磨き掃除の強い見方が写真上の「ザ・ピンク・スタッフ」。 このプロダクトはTikTokからインスタグラムまで、とにかくソーシャル・メディアでヴァイラルになっていて、半信半疑で使ってみたところ、 「ミラクル・クレンジング・ペースト」と容器に書いてある通り、焦げ付きから、頑固な汚れまで、本当に落ちるので驚いてしまったのだった。
もちろん上で紹介したクレンジング・ブラシで掃除をする際も、ザ・ピンク・スタッフを使っているけれど、 これを使うと磨き掃除の時間と労力が節約出来る上に、簡単に出来ると分かっていると「すぐにやってしまおう!」という気持ちになるので、まさにライフ・セイバー。
掃除用具の棚に置いても美観を損ねないポップな容器デザインも気に入っていて、近々ザ・ピンク・スタッフのリキッド・バージョンもトライする予定。 別に掃除をしているところを人に見せる訳ではないけれど、 エクササイズ・ウェアやシューズにお金をかけた方が ワークアウトが楽しめるのと同様、 掃除も 見た目が良い道具を揃えた方がモチベーションが高まるのだった。




同じく興味本位で購入して正解だったのが、写真上のスライム・ジェルのクリーナー。
これはコンピューターのキーボードの埃や汚れを取るために購入したけれど、ブラシでは取れない汚れや埃が見事にスライムにくっついて取れるので、非常に気に入っているプロダクト。 キーボード以外には、装飾品の掃除にも便利で、 乾拭きでは落ちないけれど、水拭きをするとかえって汚れてしまう埃をキレイに落としてくれるのだった。 またエアコンディショナーや空気清浄機等の通風孔など、細い隙間の埃を一気に落とせるうえに、クッションやテーブル・ランナー等、布に付着した埃を見事に除去してくれるのも魅力。
粘着性が無くなるまでの命ではあるものの、 スライム特有のプニャプニャした手触りはストレス緩和効果が認められているとあって、何となく掃除を楽しくしてくれるのだった。
ラッキーなことに私の自宅は風通しさえ良くしていれば真夏の日中でも室内を涼しく保つことが出来て、今年の夏に未だ一度も使っていないのが冷房。 でも窓を一日中開けているせいで、どうしても入って来ては溜まるのが埃。どれだけ埃が溜まっているかは 掃除をしてみて初めて分かることで、 たとえ見た目にキレイに見えても掃除はするべきものなのだった。

執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。
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