51歳にしてスパイスガールズ時代の体型を保つ
ヴィクトリア・ベッカムのアンチ・エイジング・ライフスタイル
Published on 6/5/2025

ヴィクトリア・ベッカムは、1974年4月17日生まれ。今年で51歳になりましたが、彼女の存在が世に知られたのは、1996年にスパイスガールズのメンバーとして、デビュー曲「Wannabe」を大ヒットさせた際。
5人が異なる個性を主張するスパイスガールズの中で、高級志向&リッチ・ガールを意味する ”ポッシュ・スパイス”のニックネームで知られた彼女は、
そのネーミング通り、高級ブランドを好んで着用することで当時から知られてきた存在。
1999年にはデヴィッド・ベッカムと結婚し、以来4人の子供を設けましたが、
妊娠中や産後も含めて、痩せすぎを心配されたことはあっても、決して太ったことが無かったのが彼女。
デザイナー・ファッションの大ファンだった彼女は、
バーキン・コレクターとして知られ、デヴィッドから何度も超大粒ジュエリーを贈られ、贅沢品に囲まれる生活をしてきましたが、
ファッション好きが高じて、自らデザイナー・ブランドをスタート。
ビジネスとしては赤字続きが伝えられるものの、今ではそのブランド力で、ビューティー・ビジネスにも進出しています。
そんなヴィクトリアは、若さと健康の維持のために
ストリクトに取り組むライフスタイルで知られる存在。
ここではそんな彼女のエクササイズ、ダイエット、スキンケア、メンタルケアに関する習慣を以下に分けてご紹介します。

禁欲的、人生が楽しめないとさえ言われる、超ヘルシー食生活

ヴィクトリア・ベッカムと言えば、ヴォーグ誌の編集長、アナ・ウィンターと並んで、極めてストリクトなダイエットをしていることで知られる存在。
レストランの食事でもサラダをオーダーするのが常で、しかもドレッシングをサラダに掛けずに、別の容器で持ってくるように指定するのが常。
すなわちドレッシングをかける量も自分で調節する徹底ぶりで、時にドレッシングは使わず、オリーブオイルとレモン汁、ソルト&ペッパーで済ませることでも知られています。
ダイエットのポリシーは、まずヘルシーでバランスが取れていることで、オーガニック中心で加工品は一切口にしないのはもはや常識。
調理法にもこだわり、ヴィタミンが破壊されず、栄養価が高い状態で摂れるように気遣っています。
その食生活の柱は以下の4点。
- 低糖質・高たんぱく質の食事
低糖質、高たんぱく質の食材を中心に摂取するヴィクトリアは、動物性たんぱく質では魚や鶏肉が中心。それ以外は植物性のタンパク質を中心に摂取。 これにより年齢を重ねても筋肉の維持が可能になり、脂肪を燃焼し易い体質になることからスリムなボディと、何歳になっても露出できる腕を実現しています。 - 植物中心の食事
オーガニックで、季節の旬の野菜と果物を中心に摂取。植物ベースの食事を掛け、ヴィーガンではないものの、ヴィーガンに近い食生活をしています。 - 少量の食事
多くのダイエット専門家が指摘する通り、どんなに栄養価の高いヘルシーな食事も食べ過ぎは毒になると熟知する彼女は、1回の食事量を控えめにし、小分けにして食べることがレポートされています。 - 水分摂取
一日を通じて十分な水分を摂取することを意識し、特に朝一番に温かいレモン水を飲むのが習慣です。
エクササイズ&ビューティー・ルーティーン

ヴィクトリアは、体重を維持するのに最も重要なのは食事と考えているものの、若々しい体型の維持のためにはエクササイズが一番大切と考え、
フィットネスには非常に熱心。毎日何等かの形で身体を動かす彼女のエクササイズは以下の3つの要素で構成されています。
- 筋力トレーニング
夫のデヴィッドと共に、定期的に行っているのがジムでのウェイト・トレーニング。最も力を入れているのは体幹と脚の筋肉を強化することで、 年齢を重ねても筋肉量を保って、引き締まった身体を維持するのが目標。ダンベルやバーベルを使ったウェイトトレーニングが中心です。 - ヨガ
幼い頃からバレエを習っていたヴィクトリアは、柔軟性には自信を持っており、ヨガはその柔軟性の維持と、 ストレッチ、リラクセーション効果のために行っているとのこと。またポーズを維持することで、心身のバランスを意識して整えることが出来るとのこと。 - ランニングとウォーキング
ランニングやウォーキングは有酸素運動であるだけでなく、持久力のためにも行うべきもの。特に屋外で行うと気分転換にもなると語っています。
前述のように今ではビューティー・ブランドを立ち上げているヴィクトリア・ベッカム。
若干ソバカスがある彼女の肌は、アジア人のスタンダードからは”惚れ惚れする美肌”ではないものの、
スキン・トラブルがほぼ皆無で、老化や劣化を感じさせないコンディションを保っています。
そんな彼女のシンプルでありながら効果的と言われるスキンケアのポイントは以下の通り。
- クレンジングと保湿
オーガニックなスキンケア製品を使用し、毎日のクレンジングと保湿が最も大切であると語っています。 - サンケア
紫外線対策はマストで’、日焼け止めは、毎日ではなく毎3〜4時間のペースで使用。ヴィクトリアは「肌老化の最大の原因は紫外線」と考え、サングラスをかけるのもUVケア対策の1つ。 - フェイシャル・マッサージ
顔のむくみを取るために、毎日軽いマッサージを行い、血行を促進しているとのこと。ただしやり過ぎは顔のシワの原因になるので、適度な軽さが大切です。 - 美容液とエッセンス
肌に必要な栄養素を与えるための美容液やエッセンスを毎晩使用。特にアンチエイジング効果の高いプロダクトを使用。
メンタル&エモーショナル・ヘルスとライフスタイル

ヴィクトリアは、1996年、22歳にしてスパイスガールズのメンバーとしてスーパースターになり、程なく彼女を見初めた当時の若手サッカー・スターのデヴィッド・ベッカムとデートを始めましたが、
1998年のワールドカップでデヴィッドのレッドカードが原因でイングランドが敗れたことから、猛バッシングを浴びたのが当時のデヴィッド。彼はワールドカップから直接イギリスに帰国することが出来ず、
当時スパイスガールズとしてUSツアー中だったヴィクトリアの元に走ったのは当時の有名なストーリー。
長男ブルックリンは翌年19990年3月、2人が結婚する前に生まれています。
出産後の1999年にデヴィッドと結婚したヴィクトリアは、20代半ばからデヴィッドのキャリアを内側から支え、育児、自らの芸能活動を続けてきた精神的な強さ。
もともと理性的で、堅実な性格の持ち主と言われます。
その時々の感情や衝動に左右されないと言われる彼女ですが、意外にユーモアのセンスがあり、
贅沢志向と思われがちな一方で、地に足がついていることでも知られる存在。
彼女が気を配っている日々の生活の中でのメンタル&エモーショナル・ヘルスは以下のポイント。
- 瞑想とマインドフルネス
日々の忙しさの中で心の平静を保つために取り入れているのが瞑想の習慣。マインドフルネスを実践するのはストレス対策と精神面のバランスのために不可欠。 - 家族との時間
長年に渡って家族との時間を大切にしてきたのがベッカム家。 今もヴィクトリアのファッション・ショーやデヴィッドのプロモーショナル・イベントは子供達がサポート出演。プライベートな時間も家族と頻繁に過ごしています。 しかしヴィクトリアは、長男ブルックリンの妻、二コラ・ぺルツとの不仲が伝えられており、昨今ではブルックリン夫妻が家族のイベントに欠席するのが常。ブルックリンは、ビリオネア投資家を父に持つ二コラ側についているとのことで、 セレブリティにも嫁、姑問題があることを実感させています。 - 趣味と創造的活動
ファッション・デザイナーとしても活躍するヴィクトリアは、クリエイティブな作業に情熱を注ぐタイプで、自分を表現するアウトレットとして何かを作り上げる活動を好んでいます。 - 自己肯定感の向上
以前はデヴィッドとの結婚が上手く行かない時期もあったとのことですが、御互いに「自分達が悪い訳ではなく、結婚が簡単ではないだけ」と割り切って、自分を責めるより自己肯定感を高めた時期があったとのこと。 子供達に対してもポジティブな思考を持つことが心の健康だと教えているとのこと。
かつて長男ブルックリンとデートしていた女優のミリー・ボビー・ブラウンが「ベッカム家は、セレブ・ファミリーとは思えないほどノーマル」と語ったことがありますが、
家族にそんな「まともさ」をもたらしてきたと言われるのがヴィクトリアのダウン・トゥ・アースなアプローチ。
それが、ビリオネアの令嬢で女優の二コラに通じるかが見守られるところで、ヴィクトリアはニコルをかなり苦手にしているとのこと。
しかし次男ロメオ、3男クルーズのガールフレンドとは円満な関係を築いています。


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