Mar Week 2, 2026
Trench Coat Style
永遠の定番、トレンチ・コート・スタイル
NYはアラスカ並みの気温だった冬をようやく終えようとしているけれど、NYは気象変動が深刻化する以前から
春と秋が短い街。ダウンジャケットから半袖Tシャツへのシフト、その逆が僅か数日で起こるのが常。
そのため多くのニューヨーカーは春物、秋物を殆ど持たず、ベーシック・アイテムのレイヤーで春と秋を乗り切るけれど、
この時期にファッショニスタのステイプル・アイテムになって来たのがトレンチ・コート。
トレンドとは無関係に着用出来るトレンチ・コートとは言え、その着こなしにはトレンドが存在していて、
お値段は100ドル以下から5000ドルまでピンキリなのだった。
安価なトレンチコートの弱点は、襟元の印象が安っぽいことで、特にボタンを留めると目立つのが
仕立ての安っぽさ。
でも写真上のようにフーディーとレイヤーにしたり、過去2~3シーズンで大復活しているスカーフを巻いたり、セーターを羽織ったりすると
襟元の印象は簡単にカモフラージュが可能なのだった。
ドレスアップ・オケージョンになると、どうしても物を言うのが美しい襟元と仕立てと素材の良さ。
でもトレンチ・コートさえ仕立てが良ければ、インナーに安価なアイテムを着用していても、それなりに見えるのもまた事実。
その際もバッグ&シューズで手を抜かないことは鉄則なのだった。
トレンチ・コートで絶対失敗が無いコーディネートは、写真下段のように
インナーをオール・ホワイト、もしくはオール・ブラックにすること。
特に今年はオール・ホワイト・コーディネートがトレンディングで、
トレンチ・コートは真っ白なアウトフィットを汚れから守るシールドの役割も果たしてくれるのだった。

この春、最もトレンディングなトレンチ・コートの着こなしはホワイト・ボトムと合わせるコーディネート。
ドレスアップする場合は足元がブーツやバレエ・フラット、もしくは上質レザーのローファー。そしてバッグをファッション・ステートメントにするのが一般的。
ドレスダウンする場合の足元はスニーカーだけれど、絶対失敗の無いオール・ホワイトのインナーを着用すると、スニーカーを履いても、ベースボール・キャップを被っても、
それなりにスタイリッシュな印象に仕上がるのだった。
トレンチ・コートのドレスダウン・スタイルの定番は、やはりジーンズ&スニーカーとのコーディネート。
スニーカーで不動の定番と言えるのはアディダスのサンバで、
100ドル程度で買えて、絶対にアウト・オブ・トレンドにならないので 私自身も愛用するスニーカー。
世の中はSNSの影響でマイクロ・トレンドが生まれては消えるのが昨今。
なのでトレンド・アイテムやそのコーディネートを追いかけること自体が時代遅れ。
そんなご時世だけにトレンチ・コート、ブラック・パンツ、ホワイト・シャツ、ブラックTシャツといった基本アイテムを柱にして、
アクセサリーで変化をつけるユニフォーム型のドレッシングが、どんなオケージョンでもこなせるだけでなく、時間とお金と手間の節約になるのだった。
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執筆者プロフィール 秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。 |


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