Anti-Radiation Diet
アンチ放射線ダイエット
長崎の被爆者を救った食事療法と
さらに有効な食材とサプリをご紹介!


日本の福島原発の事故が報じられるようになってから、アメリカでも大きく注目され始めたのが、 アンチ・ラディエーション(アンチ放射線)ダイエット。
医療関係者を中心に、注目があつまったのが、長崎の原爆投下後、聖フランシスコ病院の秋月辰一郎医師によって 指示された食事療法で、これによって秋月医師は 病院スタッフを原爆症から救ったと言われているのだった。
既に日本でも多くのウェブサイトがこの食事療法をフィーチャーしているけれど、 これは基本的に「わかめの味噌汁と玄米」。
この食事療法で、自らの結核を克服したと信じていた秋月医師は、病院のスタッフと患者に、 わかめの味噌汁と玄米の食事を徹底させたことが伝えられているのだった。 この食事療法によって、味噌に含まれる大豆たんぱく質、ワカメに含まれるヨウ素、カルシウム、繊維質、 玄米のビタミン、繊維質が相乗効果を生み出し、人体の放射線汚染を防いだと見られているのだった。

それと同時に秋月医師は、砂糖の摂取を禁じたというけれど、 砂糖は抵抗力を弱めるのに加えて、放射線の体内への浸透を早める役割をするといわれているのだった。 これ以外に放射線の浸透を早めると言われるのが、高脂肪の食事。
ふと考えると、揚げ物などの高脂肪の食事や糖分というのは、身体に脂肪を蓄積させるもの。 脂肪の蓄積と共に 放射線が身体に浸透するのか否かは定かではないけれど、、 太り易い食べ物を避けて、健康的な食生活をするのがアンチ放射線食事療法の基本。
したがって、放射線に備えながら、健康的な食生活をしていれば、カロリーさえ過剰摂取しなければ 痩せられる可能性も高いことになるのだった。

さて、秋月医師が、ワカメの味噌汁と玄米以外に奨励していたと言われるのは、かぼちゃ料理。 これは、繊維質に加えてアンチ・オキシダント、すなわち抗酸化効果が得られるフード。 アンチ・オキシダントは、フリー・ラディカルを防ぐことで知られるけれど、体内からケミカルを含む毒素を 除去する働きがあることでも知られているのだった。
これらを纏めると繊維質、アンチ・オキシダント、ビタミン、ミネラル、たんぱく質、カルシウム、ヨウ素を摂取し、 糖分、脂肪分を抑えるということになるけれど、これにアミノ酸さえ十分に摂取すれば 最強の美容健康ダイエット法。 そのアミノ酸が最も手軽に摂取できるのは動物性たんぱく質。特に肉。 卵5つ分のたんぱく質が、手のひらの半分以下のサイズの鳥の胸肉で摂取できてしまうことを思えば、 低脂肪の肉類が優れたたんぱく源であり、アミノ酸摂取を簡単にするものであることが分かります。




でも秋月医師の食事療法は、第二次代戦中の食材が豊富ではなかった時代のもの。
同医師の食事療法は、現代人がもっと効果的、かつバラエティに富んだ形で行なえることが、多くの医療関係者、食事療法のエキスパート達から 指摘されているのだった。
例えば、アンチ・オキシダント・フードは、色が鮮やかな食べ物を選んでいれば自然に辿り着くもの。
イチゴ、ブルーベリーなどベリー系はその宝庫としても知られるけれど、赤ピーマン、オレンジ、マンゴーなど、 鮮やかな色の野菜や果物は、抗酸化効果が非常に高いことで知られるのだった。
また緑茶や赤ワインのポリフェノール、こんぶ茶のヨウ素も有効。 また、原爆投下時には日本では手に入らなかったオリーブ・オイルは、アンチ放射線食事療法における理想的な脂肪分なのだった、

サプリメントでアンチ放射線に有効なのは、ヴィタミンC, D, E, そしてカルシウム。 カルシウムは、マグネシウムとジンクと一緒に摂取するのが有効に吸収されるカギで、アメリカではこれら3つを1錠で摂取できる サプリメントが販売されているのだった。
また、これらは放射線汚染で十分な魚や野菜が食べられない際にも、栄養分を補う役割をしてくれるもの。
それと同時に、何人もの医師が摂取を奨励しているのがアルファ・リポイック・アシッド。 アルファ・リポイック・アシッドは、サプリメントの中でも最も強力なアンチ・オキシダント。 血糖値を安定させ、能に糖分をエネルギーとして運び込む役割があるので、 体重を安定させ、アルツハイマー病の予防にも役立つといわれるサプリメント。 神経細胞のダメージを防ぐ役割もあるので、アンチ放射線目的でなくても摂取が奨励されるものとなっている。


既に、知られているように空気中の激しい放射線汚染で、真っ先にダメージを受けるのは甲状腺。
これを防ぐのは、アイオダイド・ポタシウムのタブレット であることは、 別の記事でご説明しているけれど、これは主にヨウ素131から身体を守るもの。
加えて多くの人々が心配するのがセシウム。セシウムについては、日本の専門家の半減期の見解はまちまちであるけれど、 アメリカの文献では体内で半減されるまでは30年というのが一般的な見解。 でも、セシウムを体内から排除する錠剤も既に存在しており、 アメリカでは、ホームランド・セキュリティの依頼を受けて、テキサスのへイルテックス社が独占でこれを生産しているのだった。
ラディオガーデイズとネーミングされたカプセルは、 セシウムを土壌から除去するために、チェルノブイリでも大量に用いられたプルシアン・ブルーを 人体に無害な飲み薬にしたもの。
プルシアン・ブルーは染料としても用いられるもので、生産コストが低いことで知られるもの。 へイルテックス社では、アメリカ国内で核兵器テロが起こった場合、その災害に対処するけの常備ストックはあると謳っているけれど、 一般の人々がドラッグストアで購入できるアイオダイド・ポタシウムとは異なり、こちらは処方箋が無いと購入できないのだった。
ちなみに、体内からセシウムを除去するためにラディオガーデイズを摂取すると、 プルシアン・ブルーの影響で、便の色がブルーになるという。

また、チェルノブイリではクロレラも、放射線を浴びた患者に投与されたけれど、これは尿路結石や骨粗鬆症になり易い問題も指摘され、 誰にでも薦められるものではないものなのだった。

薬品に頼らない自衛法で、有効と言われるのが、ベーキング・ソーダ(重曹)。
放射線だけでなく、化学薬品などが食べ物を通じて体内に入った場合、最もダメージを受け易い内臓器官は腎臓。 これのダメージを緩和してくれるのが、ベーキング・ソーダで、少量摂取することによって、 尿がアルカリ化するのを助けることが出来ます。

また、マスター・クレンズ・ダイエットのように、体力を消耗させてしまうデトックスはお薦めできないけれど、 2〜3日程度のデトックスで、体内の毒素を取り去っておくことは 消化機能を強化すると同時に、抵抗力を高める効果をもたらすもの。
したがって、放射線だけでなく、ストレスにも打ち勝てるボディに鍛えるためにも、 体調を見計らってデトックスをすることはお薦めです。








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