Modern Engagement Rins Trending in 2025
2025 エンゲージメント・リング・トレンド, 個性的で別れてからも付けられる!?
ダイヤ以外のセンター・ストーンが人気上昇中!

Published on 5/1/2025


多くの先進国同様に、晩婚、もしくは生涯独身の女性が増えているアメリカ。 そのためトラディショナルなウェディングやエンゲージメント・リングのニーズが衰える傾向にあり、 「結婚を一生続ける」というコミットメントも希薄になる一方。 それでも結婚が決まったカップルのマジョリティが選ぶのは、「永遠」を意味するダイヤモンドのエンゲージメント・リング。
しかし 判でついたように「ダイヤのエンゲージメント・リングを選ぶ」というコンセプトは若い世代を中心に古臭くなりつつある一方で、 2度目、3度目の結婚の場合も、「純白のウェディング・ドレスは初婚の時だけ」という意識のせいか、もしくはダイヤのリングに飽きてしまったのか、 近年増えているのが再婚者がカラー・ストーンのエンゲージメント・リングを選ぶ傾向。
初婚でも、2度目、3度目でも、トラディショナルなエンゲージメントを選ばない利点と言えるのは、自分の個性や好みが反映できること、 そしてカラー・ストーンを選べば、「いかにもエンゲージメント・リング」というイメージが希薄になって、相手と別れてからも抵抗なくつけられること。 ちなみに、エンゲージメント・リングは欧米ではコンディショナル・ギフト。すなわち結婚を前提とした婚約の際に贈られるギフトで、結婚という条件を満たせば、 返却する必要は無く、受け取った側の財産と見なせるのは法律で認められた権利。したがって女性としては夫になる人間の好みよりも、自分の好みを優先させるべきもの。
今では 常識に捉われない遊び心のあるデザインや、レイヤー・セットのバラエティもどんどん増えているだけに、 「特に結婚は考えていない」というカップルでも、左の薬指以外につけるリングとして、カラーストーンのエンゲージメントリングをギフトに選ぶケースが多くなっています。



レッド・ストーン (ルビー、ガーネット、Etc)

レッドのエンゲージメント・リングを選ぶのは、1月の誕生石 ガーネット、もしくは7月の誕生石 ルビーにちなんで、1月、7生まれが多いと言われますが、 カラー・インパクトがあって、エンゲージメント・リングというより、カクテル・リングンのイメージが強いとあって、 昨今では遊びのあるデザインや、モダンなデザインが増えています。


ピンク・ストーン (ピンク・ダイヤ、ピンク・サファイア、Etc)

英語には、何もかもピンクを好む女性、ピンクのメローなムードを好む女性を「ピンク・パーソン」と表現しますが、ピンク・ダイヤのエンゲージメント・リングのトレンドがスタートしたのは、 ベン・アフレック&ジェニファー・ロペスが2001年に最初に婚約した際。 ピンク・ダイヤが高額で、手が届かない場合に人気なのがピンク・サファイアで、こちらも上質な石は決してお安くはないものの、 ピンク・ダイヤ同様の輝きや美しいカラーが楽しめると人気。 一部のガーネットも似たような発色がのものがあるようです。


イエロー・ストーン (カナリー・ダイヤ、トパーズ、Etc)

好き嫌いが分かれるとは言え、ダイヤはホワイト・ダイヤモンドよりも色付きの方が高額。カナリー・ダイヤはピンク・ダイヤと並んで、 カラー・ダイヤの中では不動の人気を誇っており、ホワイト・ダイヤとの組み合わせで、大き目のセンターストーンとしてフィーチャーするリングが定番人気です。



グリーン・ストーン (エメラルド、Etc.)

エメラルドは、近年エンゲージメント・リングとしての人気が急上昇中。高級感があり、指を美しく見せるカラー・ストーンと認識されていますが、 エメラルドはかなり傷がつき易い石であることから、後からそれを知ってエメラルドを外して別に保管し、傷に強いシミュレーテッド・エメラルと取り換えるケースもあるようです。


ライトブルー・ストーン (アクア・マリン、Etc.)

アクア・マリンは色が薄いものになると、専門家でもダイヤと見紛うケースがあることで知られますが、 その独特のパステル・トーンのブルーに心惹かれる女性は多く、ライトブルーのアウトフィットや、ライトブルーのネールとのコーディネートが好まれています。


ダークブルー・ストーン (サファイア、Etc.)

サファイアのエンゲージメント・リングと言えば、英国王室のキャサリン妃、その前の世代のダイアナ妃のイメージで、 ロイヤル、高貴で、正統派のイメージがあるリング。それもあってトレンディングなデザインより、クラシックで定番的なデザインが多くなっています。



イエロー・グリーン・ストーン (グリーン・ダイヤ、ペリドット、Etc.)

ベン・アフレックが2度目にジェニファー・ロペスにプロポーズした際に、ライトグリーンのダイヤのエンゲージメント・リングを贈ったことで、グリーン・ダイヤの存在を知った人々は少なく無かったようですが、 このカラーのジュエリーと言えば圧倒的にペリドット。シリアスなエンゲージメント・リングを嫌うと同時にエコ・コンシャスでもある若い世代に カラーが好まれていて、 ほぼ100%イエロー・ゴールドで製作されていると言っても過言ではない状況です。


ホワイト・パール

ダイヤに比べて弱く、変色のリスクもあることから、”永遠”を意味するエンゲージメント・リングには敬遠される傾向がありましたが、 昨今はパールのマットなホワイトとダイヤのクリアなホワイトのコントラストが好まれる傾向にあり、カラー・ストーンをミックスしたファッション性の高いリングも登場して人気を博しています。


ブラック・ストーン (ブラック・ダイヤ、Etc.)

「セックス・アンド・ザ・シティ2」の映画の中で、ミスター・ビッグがキャリーに遅ればせながら贈ったエンゲージメントがブラック・ダイヤモンドだったことから、当時火がついたのがブラックダイヤのエンゲージメント・リング。 一過性のトレンドに終わると思われたものの、ニーズは根強く、アンティーク調に仕上げたタイプ、ホワイト・ダイヤとブラック&ホワイトのコントラストを楽しむものから、 ゴス系のリングに至るまで、様々なバラエティが登場しています。


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