
June Week 3, 2025
Anti-Aging Priority: Hair & Teeth
アンチエイジングのプライオリティ、ヘアと歯の若さのために…

日本に一時帰国をして、同じ世代の友達に久々に会うと、先ず話題になるのが親の体調や介護、そして自分の体調の変化やエイジングを実感する話。
そして感じるのが、同じジェネレーションが気に掛けるエイジング・ポイントには日米で殆ど差がないということで、
それが何かといえば髪の毛と歯。肌はその後に続くとは言え、圧倒的にこだわりが優先しているのが髪の毛と歯。
実際に髪がフサフサで、ツヤがあれば、肌にしわやシミがあろうと若く見えるのは誰もが感じること。
逆に肌がどんなにキレイでも頭髪がスカスカだったり、生え際が著しく上がっていたりすると、
老けて見える訳で、頭皮や額がどんなに美肌でも そこに毛が生えていない限りは若く見えないのだった。
歯については、アメリカは世界で最も歯並びと歯のケアにこだわる国なので、若い世代も歯の矯正やホワイトニングにお金を使うけれど、
日米共にエイジングが進むと 「一生自分の歯で好きな物を食べたい」、「歯が白い方が顔の表情が若く見える」というメリットに加えて、
「口臭がするような年寄りにはなりたくない」という意識が高まるようなのだった。

その歯のホワイトニングで、今年に入ってアメリカでメガヒットになっているのがブライト・ホワイト。
TikTokからヴァイラルになった歯磨き粉で、そう言われると若い世代にアピールするプロダクトというイメージがありがちであるけれど、
実際にはTikTokでヴァイラルになった商品を購入しているのは、アメリカでは圧倒的に30歳以上という意外なデータがあるのだった。
したがってブライト・ホワイトも子供騙しではなく、シリアスな大人のホワイトニング・プロダクト。何が特別かと言えばスキンケアの成分で知られる
ナイアシナマイドを主成分にして、歯の奥の色素沈着まで除去しながら、4週間でエナメルの修復まで行うという点。
コーヒー、紅茶、たばこ、ケチャップ、醤油、コーラ等、食べ物のステインだけでなく、エイジングによって蓄積された色素の除去が
特別なケアではなく、朝晩の歯磨きで可能になる点が評価されているのだった。

髪の毛に関しては、日本の友人がこぞって「ミノキシジルの育毛剤を使いたくない」と言っていたのが印象的であったけれど、
そのミノキシジルは、血管を拡張することで頭皮の血行を促進して、毛母細胞を活性化させることで育毛、発毛を促すもの。
効果が認められている一方で、多岐に渡る副作用が指摘されていて、痒み、発心、フケ、乾燥、頭痛、めまい、動機、息切れ、心拍数増加、血圧低下、手足や顔の浮腫み、
体重増加、そして一時的に初期脱毛が起こるケースがあるのは周知の事実。
それでも確実な効果を望んで愛用する人が多いけれど、頭皮マッサージで血行を高めた場合も、特に脱毛初期はミノキシジルに近い効果が得られるのもまた事実。
ということで、私が始めたのがミノキシジルの粒子を細かくしたナノキシジルのシャンプーと、1分間6000回のバイブレーションを可能にする
電動スカルプ(頭皮)マッサージャーを併用して洗髪すること。
ナノキシジルは粒子が細かい分、浸透力がアップするものの、シャンプーとして洗い流してしまうので副作用のリスクはミニマム。
電動のマッサージャーは、これまでシリコン製ブラシを含む様々なマッサージャーをトライしては失望してきた私にとっては、初めて効力を実感した頭皮マッサージャー。
特別なケアではなく、シャンプーという定期的に行う行為で育毛&発毛ケアができるので無理なく続けられるのが利点。
私は日頃はドライ・シャンプー派で、冬は週に1度、夏でも週に2回程度であるけれど、それでも徐々に効果を実感しているのだった。

髪の毛関連のもう1つの悩みといえば、英語で言うグレイ・ヘア、すなわち白髪。
30代半ばで既に白髪が出て、以来、ヘアダイを続けて来た私が、
体内にヘアカラーのトキシックが蓄積することを恐れて使用し始めたのが、今CUBE New YorkでベストセラーになっているGR-7のノーモア・グレー。
GR-7によれば白髪の問題は育毛、発毛よりも優先して解決するべきとのことだったので、毎日朝晩ノーモア・グレーをマッサージして
完璧な黒髪ではないものの、茶色、チャコール・グレー、黒髪、そして僅かに白髪がミックスした髪色にまで復活したのだった。
私がGR-7を知ったのは、ロンジビティに200万ドルを投じたマルチミリオネア、ブライアン・ジョンソンが愛用していたためだったけれど、
彼自身は複数の白髪、育毛プロダクトを使用しており、実際に育毛や白髪対策は、時折別のプロダクトを試した方が、
別の成分の働き掛けがプラスに働くケースが多く、元のプロダクトに戻した場合には 初めて使い出した時のような変化も望めると言われるのだった。
そこでブライアン・ジョンソンが愛用するもう1つのプロダクト、Arey/アレイをトライしたけれど、このプロダクトは白髪防止、白髪初期の人に適しているとあって、
ローションに関しては、私に効き目があったのは断然ノーモア・グレー。
でも白髪対策のサプリを手掛けていて、同時に育毛・発毛効果もあるので、ローションはノーモア・グレーを使用し、サプリはArey/アレイの摂取するのが現在の私の白髪対策。
アレイを摂取して最初に気付いたのは、多くのレビューアーが語る通りテクスチャーが向上したこと。
しっかり効果を実感するには3カ月の摂取が必要らしいので、とりあえずは続けてみる予定なのだった。
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執筆者プロフィール 秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。 |


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