Adele Buying Sylvester Stallone's Mansion in Beverly Hills
アデルがシルヴェスター・スタローンから ほぼ50%割引で買い取った
5800万ドルの大邸宅は不動産投資の失敗例になる!?

Published on 4/22/2022


アデル(33歳)と言えば個人資産2億ドルと言われ、2022年1月21日からはラスヴェガスのシーザース・パレス・コロシアムでレジデンシ―「Weekends With Adele」をスタートする予定でしたが、 そのオープニングの24時間前にそれをキャンセルして、最高で3万ドルをチケットに支払っていたファンをガッカリさせたばかり。
アデルはこのレジデンシ―の1回のパフォーマンスで68万5000ドルのギャラを受け取り、一晩4万1000ドルでバトラー、エグゼクティブ アシスタント、運転手、セキュリティ ガード付きのスウィートルームに滞在することになっていましたが、 そのレジデンシ―による巨額な収入を見越してか 2022年1月に5800万ドルで購入していたのが、シルヴェスター・スタローンが売りに出していた大邸宅。
イギリス人であるアデルが過去5年間にカリフォルニア州で購入した邸宅の数はこれが4軒目で、過去3つの物件総額は3000万ドル。 この邸宅が最高額の購入ですが、2021年1月に売りに出された同物件のお値段は何と1億1000万ドル。 それが1年間売れ残り続けたことから、徐々に価格が下がり続け、約50%割引になったところで購入したのがアデル。
ここまで高額の不動産取引の場合、売却価格の中に 家具や一部の調度品が含まれているケースは決して少なくありませんが、以下にご紹介する写真はスタローンが売りに出した状態のもの。
恐らく投資目的でこの物件を買ったと思われるアデルは、彼女とシルヴェスター・スタローンという2人のセレブリティが所有したというステータスを価格に反映させて 同物件を高値で売ることを狙っていると見られています。 事実、過去にセレブリティが所有した物件は そのセレブのイメージが悪くない限りは10〜20%不動産価格を吊り上げるのに役立つ要素。 そして多くの場合、万全のセキュリティ・システムが備わっていることも その物件を購入できるリッチなバイヤーには大きな魅力になっています。
以下では買い取り価格こそは5800万ドルになったとは言え、一度は1億1000万ドルの売り値がついていた大邸宅をご紹介しながら、 アデルの不動産投資が失敗に終わる可能性をご説明します。







イギリス人であるアデルは前述のように過去5年間にLAの物件に投資をしてきましたが、本人がLA移住を発表したのは2021年10月のこと。 理由は「ロンドンの天候にこれ以上耐えられない」というものでしたが、彼女の周囲ではLAでスポーツエージェントを営むボーイフレンドと一緒に過ごす時間を 増やしたいからという声が聞かれていた状況。
この物件の敷地面積は3.5エーカー、邸宅の床面積は約1720平方メートル。バスルームの数だけで12個。 写真上は複数あるリヴィング・ルームのうち、ガーデンに面した部屋の2つの異なるアングルのショット。
セレブリティは 不動産投資で財産を増やすケースは非常に多く、ジェファー・アニストン、メグ・ライアンなど、 ストラテジーを持った不動産投資で本業を凌ぐほど資産を増やしているケースが多いのが実情です。







スタローンの当たり役であり、最大のサクセスとなった映画「ロッキー」のメモラビリアや銅像、アートが点在する邸宅は、 同時に彼のナルシストぶりを感じさせるもので、説明されなくても足を踏み入れただけでオーナーが分かるような邸宅。 この物件は現在75歳になるスタローンが48歳であった1994年に235万ドルで購入したもの。 したがって5800万ドルでの売却はスタローンにとって大きな利益ではありますが、この邸宅をラグジュアリーに大改装、改築したのは彼自身。 その費用もさることながら、これだけの物件になると維持費はかなりのもの。 売りに出されたから約1年間売れ残った間に掛かった維持費の嵩みが、同物件がどんどん価格を下げざるを得なかった要因の1つですが、 そもそもこの物件に1億1000万ドルは強気を通り越した かなりのオーバー・プライス。
このページのラストで今時のビバリーヒルズの1億ドル物件をご紹介していますが、それと比べると この邸宅の1億1000万が如何にオーバープライスであるかが見て取れます。








1980年代に建築されたこの邸宅はそのスタイルや間取りという点でかなりオールド・ファッション。部屋数は多いものの、 ダイナミックな空間が無く、生活の拠点になるスペースが現代的な大邸宅に比べると狭いのは不動産価格を下げる大きなポイント。 またモダン建築の殆どがウィンドウ・ウォールであるのに比べて、この邸宅は窓が小さくせっかくのパノラマティックなビューを生かし切れていない物件。
したがってこの邸宅に1億1000万ドルで売却しようとしたのは、邸宅のロケーションとスタローンのスター・パワーを 過信し過ぎた結果。しかし、売り出し価格をあえて高く設定して 値下げによるディスカウントを必要以上に大きく見せるのも不動産売却のテクニックの1つ。
アデルは実際に5800万ドルの価値も微妙な物件を、売り出し価格から約50%のディスカウントと スタローンのセレブ・ステータスを考慮して購入してしまったという印象を与えています。












邸宅の維持費を高額にしている要因となっているのが美しくランドスケープがなされた広大な敷地、 プール、ゴルフ・コース、写真には写っていないものの テニス・コート等の屋外施設やテラスは 清掃、管理、維持、そして警備に とにかく費用が掛かることで知られています。
2021年は全米の不動産価格が高騰し、市場に出せば右から左に買い手が付く、完全な売り手市場でしたが、 ここまでの高額物件になるとバイヤーが限られてしまうことから、ディスカウントを強いられていたのはこの物件に限ったことではないもの。 同物件の場合、売りに出してから1年で約半額になったことを考慮すると、購入に興味を示すバイヤーが殆ど現れなかった様子を感じさせています。






敷地内のゲストハウス




写真上二枚は 敷地内にあるゲスト・ハウス(写真下)のキッチン&リヴィング・スペース。 ゲストハウスは2階建てで2ベッドルーム。ゲストハウスとは言え、普通の一軒家以上の設備で もちろんゲストハウスも物件価格に含まれています。
それでも同邸宅は、間取りや写真にフィーチャーされていないバスルームやキッチンのアプライアンス等、 超一流物件とは呼べない問題点が数多くあるのが実情。でもアデルとしては自分で住むつもりはない投資物件なのに加えて、 この邸宅の場合は、スタローンっぽさを残した方が高く売れると見込まれるので、改装せずに頃合いを見計らって売りに出すと思われますが、 購入する側にとっては大幅なリノベーションが必要で、多額の維持費が掛かるとあって、決して魅力的とは言えない物件。 そのため5800万ドル以上で売りに出せるかは大きな疑問で、アデルが実際に売りに出すまでの維持費を考慮すると、 赤字投資になる可能性が大の物件になっています。






今時のビバリーヒルズの本物の1億ドル物件とは…

以下のビデオは 今時のビバリーヒルズの1億ドル物件のビデオ。不必要に広い敷地は維持費とセキュリティに費用が掛かり過ぎるとあって時代遅れ。 建物はインドア&アウトドアの雰囲気が楽しめるウィンドウ・ウォールでハイテクノロジーを導入したモダンでスぺーシーなレイアウト。近年ではメガリッチの年齢層が若返ってきているとあって、 超高額不動産はモダンな物件の方が早く買い手が付く状況になっています。




Shopping
home
jewelry beauty ヘルス Fショップ 購入代行

フェイバリット・オブ・ザ・ウィーク, ニューヨーク, NY時事トレンド情報, Yoko Akiyama, 秋山曜子 キャッチ・オブ・ザ・ウィーク, ニューヨーク, NY時事トレンド情報, Yoko Akiyama, 秋山曜子, リアーナ、マタニティ・ファッション

★ 書籍出版のお知らせ ★



当社に頂戴した商品のレビュー、コーナーへのご感想、Q&ADVへのご相談を含む 全てのEメールは、 匿名にて当社のコンテンツ(コラムや 当社が関わる雑誌記事等の出版物)として使用される場合がございます。 掲載をご希望でない場合は、メールにその旨ご記入をお願いいたします。 Q&ADVのご相談については掲載を前提に頂いたものと自動的に判断されます。 掲載されない形でのご相談はプライベート・セッションへのお申込みをお勧めいたします。 一度掲載されたコンテンツは、当社の編集作業を経た当社がコピーライトを所有するコンテンツと見なされますので、 その使用に関するクレームへの対応はご遠慮させて頂きます。
Copyright © Yoko Akiyama & Cube New York Inc. 2022.

PAGE TOP