Rihanna Bought $21M Pendhouse Once Owned by Matthew Perry
第二子妊娠中のリアーナが2100万ドルで購入した、元マシューペリー所有の
ラグジュアリー・ペントハウス、その資産価値は?

Published on 6/29/2023


2023月4月に報じられたのが、リアーナが「フレンズ」でお馴染みのマシュー・ペリー(53歳)が所有していたLAの豪華ペントハウスを2100万ドルで購入したニュース。
1988年2月20日にバルバドスで生まれたリアーナは今年35歳。フォーブス誌が発表した2023年度の長者番付では、個人総資産14億ドルで、 女性シンガーとしてはテイラー・スウィフト(個人資産7億4000万ドル)に大差をつけてNo.1。 しかしテイラーの資産の大半が音楽の売上であるのに対して、2021年ビリオネアの仲間入りをしたリアーナは自らのコスメ・ブランド ”フェンティ・ビューティー”や、 ランジェリー・ブランド ” Savage x Fenty” が主な収入源。現在はパートナーでラッパーのASAPロッキーとの間の第二子を妊娠中。
多くのビリオネア同様に、複数の不動産を所有するリアーナが購入したペントハウスは地上40階、床面積863平方メートル。4ベッドルーム、6.5バスルームで、LAの美しい絶景が眺められる好ロケーション。 実はリアーナは既に同じビル内に3ベッドルームの物件を既に所有していて、そちらはペントハウスの半分以下の325平方メートルの床面積。
テイラー・スウィフトもNYで所有するトライベッカのロフトの 同じビル内で別フロアの物件を購入していましたが、 彼女らのようにセキュリティを含む常駐スタッフを抱えるセレブリティはスタッフ滞在施設として、1つのビル内に複数の物件を所有するのは少なくないケース。 ビヨンセは子供1人当たり 6人の常駐スタッフを雇っていましたが、リーアナも未だ1歳に満たない長男と、これから生まれて来る2人目の 子供のベイビー・シッターを含む複数のスタッフが、以前から所有する小規模な物件に滞在することが見込まれています。




このペントハウスは2017年にマシュー・ペリーが2000万ドルで購入したもので、ビル自体が建てられたのは2010年のこと。 それをマシューが売却を試みたのは2020年。しかしパンデミックの影響もあり、全く買い手が付かなかったとのこと。 それもそのはずで、マシューが売りに出した価格は3500万ドルで、もしこの価格で売れていたらLAのコンドミニアムの売却価格の最高記録になっていたお値段。 しかし売れ残るうちに、徐々に金策に追われてきた彼は800万ドルの値引きを決心。 2700万ドルに価格を下げましたが、それでも不動産マーケットの見地からはオーバープライス。 結局、2021年にこのペントハウスを買い取ったのはIT企業、アフターペイの共同創設者のニック・モルナーで、そのお値段は2160万ドル。 当初の売価よりも約38%オフというお値段になっていました。
マシューが 昨年出版された自らのキャリアと恋愛関係の暴露本的自叙伝「Friends, Lovers, and the Big Terrible Thing 」の 出版契約を交わしたのは 物件売却の直前と言われ、この頃はかなり金銭的に困窮していたことを窺わせています。


ペントハウスの内装は、リアーナが購入した段階のもの。マシューから買い取ったニック・モルナーは 投資目的で購入したことから、彼自身が暮らしたり、内装に手を入れることは無く、 写真のインテリアは マシューが暮らしたバチェラー・パッドの雰囲気が手つかずの状態になっています。 ちなみに名の知れたセレブリティが暮らした物件を投資目的で買い取る場合、そのセレブの名前を使って物件価値を上げるもくろみがあることから、 物件には手を入れずに転売するのは不動産市場では極めてありがちなこと。
しかし2022年に入るとアメリカの金利が上昇。不動産が売れない時代に突入したのに加えて、 ニック・モルナーのようなIT企業経営者は、景気の先行きを考えて、少しでも多くのキャッシュを手元に残しておきたい立場。 しかも、これだけ高額な物件を購入出来る富裕層は限られているとあって、リアーナは当初ニック・モルナーが提示した2800万ドルから 交渉して大幅ディスカウントをゲット。 彼の購入価格よりも安い2100万ドルでの購入を実現しています。


前述のようにマシューが暮らすバチェラー・パッドとしてデコレートされたペントハウスは、エントランスのホールを通り抜けると、そこに広がっているのが LAの街を一望する絶景が眺められる広いリビング・ルーム。パーティー・ラウンジのようにデコレートされた空間は生活感ゼロとも言える雰囲気。 またビル自体のアメニティにスクリーニング・ルームがあるはいえ、ペントハウス内にプライベート・スクリーニング・ルームたあるのはいかにもハリウッドスターの邸宅という印象。 もちろんこの空間もシアター・セッティングではなくラウンジ・セッティングで、窓からの夜景がよりインティメートな雰囲気で楽しめるようになっています。




写真家は書斎として使われていた空間。自然光が入り過ぎて、シリアスな仕事には不向きな空間ですが、もちろんリアーナのようにファミリーで暮らす場合は、 子供部屋としてコンバートされるべきスペース。


写真上はダイニング・キッチンで、アプライアンスや全体的な造りが少々時代遅れの印象を与えています。 キッチンとバスルームは 不動産購入者が最もこだわるエリアあると同時に、改装に最も費用が掛かるエリア。 それだけに このペントハウスのキッチンとバスルームの時代遅れぶりは、マシューから買い取ったニック・モルナーも、 モルナーから買い取ったリアーナにとっても、大幅値引きを要求する有利なポイントになっていたことが見込まれます。


写真上はペントハウス内の6.5バスルームの中の1つ。ちなみに0.5バスルームとはトイレのみのバスルーム。 浴槽が無い、シャワールームとトイレだけのバスルームでも1バスルームとカウントされます。 これがマスター・バスルームになると、ダブル・シンク、シャワールーム、バスタブ、パウダー・エリアがあるのが今では当たり前。 2100万ドルの物件としては、キッチン同様 少々お粗末なのがこのバスルームで、 このビルが建設された2010〜2015年は、丁度現在もてはやされるモダンなデザインへ移行しようとしていた時期。 今時のモダンな物件と張り合うには照明から変える必要があるようです。




写真上はマスター・ベッドルーム・エリア。 2本のコラムに挟まれたスペースにキングサイズのベッドがゆったり収まる広々した空間は、日中は自然光で明るく、夜には夜景が望めて、 ベッドから眺める視野の180度以上が巨大なウィンドウで囲まれているセッティング。 開放的ではあるものの、風水の見地からはここまで窓が多過ぎるのは精神的にあまり安定しないとも言われます。



ベッドのヘッドボードの後ろ側はファイヤー・プレースがあるラウンジエリア。 マスター・ベッドルーム・エリアで唯一プライバシーが守られそうなスポットですが、それはカーテンを閉めた場合のみ。 ちなみにカーテンの開け閉めがリモートで行えるのはもちろんのこと。 この物件の場合、カーテンの価格だけで かなりの額になるとのことです。


写真上はゲスト・ベッドルーム&ゲストルーム。もちろんこれらのエリアはリアーナとASAPロッキーが暮らす場合は、 別用途にコンバートされると見込まれるもの。 リアーナは同じビルに既に物件を所有しているとあって、このロケーションを非常に気に入っているとのこと。 ナイトアウトが多い彼女とASAPロッキーのライフスタイルにマッチしているだけでなく、 ビルのセキュリティは万全。 そんな安全面もリアーナがこのビルを気に入っているポイントの1つと言われます。


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