
タイトルにある通り、1月半ばにスマホ・ハッキングとクレカ不正利用に同時に見舞われたのが私。
まずは ゲーム・サイトのようなところからのクレジット・カードへの請求完了のEメールが2通届き、そのメール自体がフィッシングである可能性があるので、
暫し様子を見ることにしたけれど、翌日シティ・バンクから届いたのが複数の不正チャージをブロックしたというメール。
そのため「カード再発行を依頼しなければ」と、シティ・バンクのオンライン・サイトにアクセスしたところ、
最初に出て来たのが 身に覚えのない請求リストの画面。すなわちカード会社側が、
不正使用の申請を既に用意していた訳で、私はそれにマーキングをするだけの状態。
その後、カード再発行を依頼する段階で必要になったのが私の本人確認。
スマートフォンに6桁のコードをテキスト・メッセージで送付してもらうよう選択したところ、
待てど暮らせど有効期限10分のコードが送付されて来ることは無く、
2回トライしてダメだったことから、今度は自分が電話をしてコードを取得するオプションを選択。
指定された電話番号に掛けようとして、
初めて自分のアイフォンが電話として全く機能していないことに気付いたのだった。
アイフォンからは発信音が聞こえず、ランドラインから電話してみると
リングトーンも鳴らず、ランドラインの電話には「この番号はメッセージを受けることができません」という録音が流れ、直後に通話が切れてしまったのだった。
テキスト・メッセージの送付も出来ず、気付けば前日夜から1通もテキスト・メッセージが届いていない状態。
アイフォン自体は Eメールを受信し、インターネット・アクセスにも問題が無いことから、問題はMobileサービスだと特定。
そこで Mobileプロバイダーに問合せたところ、今のご時世なので対応は無機質なオート・システム。
"Mobile service's not working" と告げると、返って来たのは
”このナンバーは全ての通話、テキスト・メッセージが別の番号にトランスファーされるように設定され、その手続きは完了しています”という耳を疑うメッセージ。
そうして悟ったのが、「カードとスマートフォンのトラブルがリンクしている」という恐ろしい事実なのだった。
パニック状態になった私は、再びMobileプロバイダーに電話をして、今度は オートシステムに "Reporting Fraud / 詐欺報告"と告げると、
さすがに直ぐに人間のエージェントに繋がったのだった。
それまでの経緯を説明し、担当者の指示に従ってSIMカードを取り出し、ネットワークをリセットしたところ、電話とテキストの機能は復活。
シティ・バンクの方も、最後の本人確認は終了していなかったものの、既にカードは再発行の手続が進んでおり、もちろん私には不正チャージを支払う義務は無いのだった。
しかしそれでも納得できなかったのは、Mobileプロバイダーの私のアカウントには設定変更をした記録が一切残っておらず、にも関わらず
オートシステムがトラブルの現状を教えてくれたこと。そのメッセージを聞かなければ、
私はサービスの不具合だと信じて、詐欺対策部門にコンタクトすることは無かった訳で、
私にとってメッセージはラッキーであったとはいえ、プロバイダーのシステムを疑う要因にもなっているのだった。
私は仕事柄、デスクトップやラップトップと向き合っている時間が長いせいで、スマートフォンへの依存度は低く、
今もアイフォンには1つもクレジット・カード番号を登録せず、オンライン・バンキングもスマートフォンでは行わない主義。
こういうトラブルが起こってみると、スマホ依存度の低さが心の安心に繋がるのは紛れもない事実。
後から思い返して、スマートフォンのハッキングに繋がったかもしれないと思う唯一の原因は、
トラブルが起こる前日の外出中、日頃は登録された電話番号以外に応答しない私が誤って電話に出てしまい、
それが私がアカウントを持つ金融機関を名乗り、「貴方の電話番号登録の変更依頼がありました。もし貴方がその手続きをしていない場合は1を押して下さい」というメッセージが流れて来たことから、
反射的に1を押してしまったこと。すると「後ほど担当者が直接連絡します」というメッセージが流れたけれど、これはアメリカではおかしな状況。
コールバックがあった時には、フィッシングを疑っていたので 掛かって来た番号をブロックしたのだった。
こんなシンプルなリアクションで電話のトランスファー機能がアクティベート出来るかは不明であるけれど、
Mobileプロバイダーのテクニカル・サポートによれば「SIMカードの取り出しで問題が解決したので、さほど複雑なプログラムではなかったはず」とのことなのだった。
今回のトラブルで頼りになったのがランドライン、すなわち地上波の電話であったけれど、同時に実感したのが、ペーパーレス時代とはいえ、紙の請求書を受け取る重要性。
というのも Mobileプロバイダーの本人確認が セキュリティ質問に答えるもので、通常アメリカでは自分が選んだ質問に、自分で回答を登録するもの。
ところがのMobileプロバイダーのセキュリティ質問は、不動産情報のデータベースに基づいた質問をプロバイダー側が用意し、四択から答えるスタイル。
その結果、20年以上前に使っていたファックス番号を尋ねられたり、正解自体が誤情報であったために、私は3問中2問に不正解。
本人証明を後日、Mobileプロバイダー店舗に出向いて行う羽目になってしまい、
その際に持参するように言われたのが、政府発行の写真入りIDと、住所が記載された3カ月以内の請求書、最低2種類。
モービル・プロバイダーの請求書は既にペーパーレスにしていたので、電気料金やクレジットカードの請求書を持参したけれど、
「もし完全にペーパーレスにしていたら どうなっていただろう」と考えると恐ろしいの一言。
なので今後も請求書郵送とランドラインの電話だけは、何が起こってもキープしなければと誓ったのだった。
Yoko Akiyama
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執筆者プロフィール 秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。 |


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