Apr. Week 1, 2023
“My Personal Shrine”
パーソナル・シュライン


2023年3月21日の春分の日は、昼と夜の長さが完璧に同じになる宇宙元旦であると同時に、暦の上で天赦日、 一粒万倍日、寅の日が重なった近年稀なる超吉日。 その翌日は新月で、その2日後の3月23日は 破壊、死、再生を意味する惑星、冥王星が248年ぶりにみずかめ座に入る時。 冥王星は12星座を20年ずつ循環するので、前回冥王星がみずかめ座に入ったのは アメリカ建国の3年後に当たる1778年から1798年まで。
そして2020年12月からスタートした風の時代は、今年からいよいよ本格的にその影響力が高まるけれど、 冥王星はそんな風の時代のパワーに ターボ・エンジンを搭載するようなドラスティックな変化をもたらすもの。 風の時代は以前からコラムに書いてきたように、長年のシステムや古い体制の崩壊、目に見えない物の価値の向上、最新のテクノロジー、医学の進化、政治権力や社会の価値観が 革命的な変化を遂げる、もしくは革命によって変化を遂げる時。
このに冥王星が動くタイミングで 世界各国で大々的な反政府抗議活動が起こっていたり、銀行業界がクライシスを迎えている状況は、これからの政治・金融システムや政府とお金に対する人々の考えや価値観が、 劇的に変わる前兆と受け取れるものなのだった。




かく言う私は 12星座の中で最も月の影響を強く受ける かに座生まれ。欧米で知られる かに座のニックネームは ”Moon Child / ムーン・チャイルド”。 それもあって、私は日光浴ならぬ月光浴を好んでおり、月の満ち欠けには極めて敏感。 ダイエットを始めとする 物事を減らすアクションは 必ず満月にスタートし、貯金や投資等の増やしたり、育てたりするアクションは必ず新月にスタートして、 月の満ち欠けのパワーと連動して行うようにしており、これはバイオダイナミック農法にも見られる自然の節理に叶ったセオリー。
私がなかなか子供を授からない女性に対して、不妊治療の前に必ず勧めるのが、生理を満月に迎えるヘルシーな月経サイクルの実現。 満月に生理を迎えていれば排卵は新月。すなわち自然の節理に従って受精卵が育つタイミング。 生理を新月に迎えていたら 排卵は満月で、「満月に撒いた種は育たない」という言葉通り、種が育つ見込みはない状態。 ちなみに女性の約70%が満月の時期に生理を迎えていると言われるのだった。

私は自分の名前の「曜」という文字が星を示すこともあり、月だけでなく 天体の神秘には非常に興味があって、 特別な星の配置や、珍しい満月、月食等を気に留めるタイプ。 そのため3月21日の宇宙元旦、22日の新月、23日の冥王星のみずかめ座入りと言うパワフルな時期を迎えるに当たっては、 日頃より念入りに掃除をし、願掛けの準備をしながら、この時のパワーを自分の体内と家の中で美しく巡らせる最善策を考えていたのだった。




そんな私が、春分の日からバスルームに飾ることにしたのが 写真上のパワー・ストーン・プレート。
中央は私がこれまで長くデスクに飾ってきた CUBE New Yorkでも人気のメディテーション・ピラミッド。オーダー時に財運をアップの霊気をして頂いたもの。 その左側は 新たに購入したパープル・アガット、右側はピンク・アガットで、共に染色によって美しい発色を可能にしているものの、独得の紋様はナチュラル。 天然石なのでオーダーした品物が届くまでは、 どんな紋様のどんなシェイプのものに巡り合うかは分からないとあって、「気に入らないストーンが届いたら、どうしようか?」 と思っていたのだった。 実際に、届いたストーンは パープルにかんしては紋様が気に入ったけれど、シェイプがあまり好きではなく、ピンクは好きなシェイプであったものの、もっと複雑な紋様を希望していたのが本音。
果たしてこの2つをどう飾るべきかと悩んでいた時に、メディテーション・ピラミッドを挟むように置いてみたところ、見た目の印象が大きく好転して、突如感じられたのが不思議なパワー。 そしてその両側に 手持ちのピンク・クォーツのハート・ストーンを置いてみたところ、さらに不思議な相乗効果が生まれ、 私はすっかりこのコーディネーションを気に入ってしまったのだった。 そしてこの5つのパワー・オブジェを乗せるステージとして、手持ちのチーズ・プレートを使ってみたところ、更にグレードアップしたのが見た目のプレゼンテーションと そこから感じられるパワーやオーラ。
今では視野に入る度に、自然に願を掛けたり、様々な感謝の言葉を自然に唱えるパーソナル・シュラインになっているのだった。




実際にこのパーソナル・シュラインを飾るようになってからというもの、運気の上昇や精神の穏やかな高揚を実感する毎日を過ごしているけれど、 何故これを置くのがバスルームかと言えば、水周りは商売やお金儲けと直結するエリアであることから、 金融システムに変化が起こる 風の時代の金運、財運、幸運をしっかり掴んで、それを高めるのが目的。
私は数年前に引っ越しをして以来、バスルームは自分が好きなラヴェンダー色でシャワー・カーテンからタオルまでを統一し、あえて物を置かないように努めてきたけれど、 何か物足りない空間が気になりながらも、そのままにしてきたのがこれまで。 でも 「春分の日から始まる大切な時期に、何か自分の運気を向上させることをしよう」と考えた時に、真っ先に頭に浮かんだのが、 殺風景なバスルームにパワー・オブジェを置くことで、それがアガットを購入するに至ったきっかけ。
最初はラヴェンダーのバスルームにパープルのアガットだけを置こうと思っていたけれど、予想よりもサイズが小さかったことから 手持ちのピラミッドやピンク・クォーツ、チーズ・トレー等とコーディネートするうちに 完成したのが現在のプレゼンテーション。
今となっては、新しく購入したものと 以前から手元にあるものを一緒に飾っている点も 私がこのパーソナル・シュラインを非常に気に入っているポイント。 既にあるものを大切にしながら、常に新しいものを取り入れて、自分をモダンにアップデートしながら、パワフルにリフレッシュすべきことを、このプレートを眺める度に感じているのだった。

執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。
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