Apr. Week 3, 2023
“Social Media Sansation Long Lasting Lip Mask”
ソーシャル・メディア・センセーション、ロング・ラスティング・リップ・マスク


パンデミックを機に一気に増えたと言われるのが、ノーメイク派女性。
これはもちろん自宅勤務が増えたことが影響しているけれど、メークをする機会が減れば 減るほど 気になって来るのがメークをする不快感。 ファンデーションで肌が覆われている感覚を嫌う人も居れば、 リップ・プロダクトのカラーがグラスやカップにトランスファーするのを嫌う人は多いし、 ノーメーク派になって初めてメークアップ・プロダクトの香料に気付いて、以来メーク・プロダクトの匂いが気になるという女性は多いとのこと。 しかもメークをすれば、それをしっかり落とさなければ肌に悪いだけでなく、肌の老化をスピードアップさせる原因にもなるけれど、 しっかりメークが落とせる洗顔というのも、保湿効果が含まれていたとしても、肌に最も自然に馴染む肌本来の油分を除去してしまうことから、肌に悪影響を及ぼすのもまた事実。
そうやって一度メークから遠ざかると、どんどん下手になって、しかも 所要時間が増えて行くのがメークで、 メークをしない状態を続けていると、どうしてもエイジングと共に薄くなっていくのが顔の印象。 これは鏡を見ることによって得られる 緊張感の高まりが無くなって、ルックスコンシャスの意識が薄くなるためと言われるけれど、 確かにメークをしていない人は30代にして「地味な老け顔にまっしぐら」というケースは全く少なくないのだった。




パンデミック以降、もう一つ世の中に起こっている現象が、「以前より物事を行うスピードがスローになった」という人が多いこと。 実は私もこれを実感している1人で、以前よりも仕事から、エクササイズで走るスピード、料理や掃除まで、何をするにも 以前より時間が掛かるようになっていて、 最初は自分だけかと思っていたけれど、友人のコメントやメディアのストーリーでも同様のことがボヤかれていたので、パンデミックが世の中全体に与えた影響と言えるようなのだった。
そうなってしまった場合の対策は、手や時間を掛けずに以前やっていた通りの成果をもたらす方法を工夫をしたり、それを可能にするグッズやガジェットに投資をすることで、 私にとって料理とメークはそれが最も効果的に行えるアクティビティ。
実際に、私はマグネティック・アイラッシュを使い始めてからというもの、以前アイラインを引いてからマスカラをアプライする半分の手間と時間になっただけでなく、 アイラッシュのインパクトが強いと、アイメークを真剣にやらない方が 若々しい印象になる事を学んでおり、 以来時間と手間を簡単に省くことが出来るメーク術を追及して久しい状況なのだった。
そんな私の最新のディスカバリーが、TikTokで大センセーションを巻き起こしたピール&リヴィ―ル・リップ・ステイン・マスク。 マスク自体はメタリック・ブルーであるけれど、それを唇にアプライしてから、アクティベーターをスプレイして マスクを剥がすと、上のような ごく普通のリップカラーになるというのがこのプロダクトなのだった。




私がこのプロダクトをトライするまでに時間が掛かったのは、単にブルーのマスクを剥がすと普通のリップ・カラーに唇が染まっているという ビジュアルの面白さだけが TikTok上でヴァイラルになっていると思い込んでいたこともあるけれど、 同様の塗って剥がすことによってカラーが持続するというステイン・プロダクトは、リップだけでなく、アイブロー・プロダクトでも既にトライした経験があったため。
私が以前使用したステイン・マスクを特に評価しなかった理由は、リップに関しては さほど発色が良くなかったのに加えて、唇が渇いてしまい、唇表面のシワが目立ってしまったため。 アイブローに関しては、私は以前から日本のアートメーク、最近ではアメリカのブロー・シェイディングをしているので、 スッピン状態でも薄くアイブローを描いた状態。そのためステイン・マスクを使っても、若干眉が濃くなった程度の効果しか得られなかったのだった。
しかしながらピール&リヴィ―ル・リップ・ステイン・マスクはあまりに多くの人々がトライをして、そのレビューが極めて良かったこと、しかも特許取得の最新のフォーミュラということも手伝って 試してみたけれど、確かに以前使ってみたステイン・マスクよりも遥かに鮮やかな発色。 しかもそのカラーが長く持続したことから、以来、愛用するリップ・プロダクトになってしまったのだった。




ピール&リヴィ―ル・リップ・ステイン・マスクを上手く使いこなすには、スクラブで唇の角質を定期的に除去することが奨励されているけれど、 これはリップ・ステイン・マスクを使う、使わないに限らず、唇のエイジングを防ぐために行うべきこと。 またピール&リヴィ―ル・リップ・ステイン・マスクは保湿効果はあるけれど、更に唇にふっくらした輝きをもたらすにはリップ・グロスを重ねた方がベターで、 特にヴィヴィッドなカラーをアプライする場合には、グロスを重ねた方が断然若々しい印象に仕上がるのだった。

私は日ごろから出掛ける時の荷物が少なく、小さなバッグを愛用出来ることを自慢しているけれど、その理由の1つは外出中にメイク直しを行わないので、 化粧品を持ち歩かないため。リップ・プロダクトも 1度の外出で食事を2回する時以外は持ち歩かない主義。 そのためファンデーションから、アイメーク、リップ・プロダクトまで 外出中のメイク直しが不要なロング・ラスティングを選ぶのは 私にとってはマストの条件。
それもあって、昨今私が好んでいるアイブロー・シャドウが、セヴィチェ・インスタント・ヘアライン・パウダー。 スポンジで軽く抑えただけで、生え際に出て来たグレーヘア(白髪)を隠してくれるパウダーとあって、 これで眉を描くと 汗をかいても、雨に濡れてもにじまない上に 何時間も同じコンディションを持続するロング・ラスティング。
私はどんなに楽でも ”地味な老け顔”には なりたくないと思っているけれど、だからと言って手や時間が掛かることは出来なくなってきているだけに、 ”1回の簡単なアプライで1日中OKのプロダクト”は 購入条件であると同時に、ライフ・セイバーになりつつあるのだった。

執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。
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