Creative, Expensive and Amazing Wedding Cakes!

アメイジング・ウェディング・ケーキ、
その圧巻のクリエーションをトレンド別にご紹介

Published on 10/16/2020


パンデミックになって以来、ビッグ・ウェディングの数が減っていますが、それでも地方政府が定めた集会人数のリミットを破ってまで 家族や友人を集めたウェディングを行うカップルが決して少なくないのが2020年。
アメリカのウェディングと言えば全ての主導権を握るのが花嫁で、ドレス、フラワー・アレンジ、ケーキが花嫁の好みに応じて選ばれるのが通常。 それらに時代に応じたトレンドが反映されるのは言うまでもないことで、ここにご紹介するのは パンデミック直前までのウェディング・ケーキのトレンド。 サイズ、クリエーション、コンセプトは様々ですが、時代を反映してどんどんインスタグラマブルな視覚的インパクトがあって、写真映えするケーキが 好まれるようになってきています。



Rustic, Flowers & Nature / ラスティック、フラワー & ネイチャー

ミレニアル世代のカップルがオーダーする傾向にあるのが、ラスティックで自然のナチュラルさを盛り込んだデザインや、 エディブル(食べられる)フラワーを用いたデコレーション。特に近年目立っているのがケーキのレイヤーを木の切り株に見立ててレイヤーにする手法。 こうしたケーキを選ぶカップルはヴェジタリアンやヴィーガンが多いとあって、ケーキも卵やバターを使わないヴィーガンのケースが殆どと言われます。










Crafty / クラフティ

過去2〜3年で人気が高まっているのが、クラフティな印象のケーキ。すなわち刺しゅうがあしらわれていたり、ニットで編んだようなデコレーションや、 手作りのピローを重ねたようなレイヤー等、今ではフード・カラーリングが進化して、身体に害のない鮮やかな発色が可能になっているので、 インパクトの強い色調のケーキでもトキシックの心配は無くなっています。









Book / ブック

過去数年、本をケーキのレイヤーに見立てるのもちょっとしたトレンド。 新郎新婦が共に読書好きなケースもあれば、出会いが大学のライブラリーであったり、司法試験に受かるために 一緒に勉強したケース等、本のレイヤーをウェディング・ケーキのモチーフに選ぶケースは様々。 クリエーターにとっては比較的デザインがし易い、有難いトレンドになっています。








Crystal / クリスタル

アーティーなカップルの間で人気なのが砂糖細工で、アメジスト・クラスターやピンク・クォーツ、ジェイド等をリアリスティックにクリエイトしてしまうクリスタル・ケーキ。 クリスタルの砂糖細工を用いない場所には、大理石のようなテクスチャーをあしらうのもまたトレンドで、ウェディング・ケーキというよりも クリスタル・オブジェのように見えてしまうところも人気の秘訣。砂糖細工の部分はキャンディのように食べられますが、 ケーキとして食欲をそそるかは別の問題と言えそうです。










Flower with Twist / フラワー・ウィズ・ツイスト

ウェディングケーキというとフラワー・モチーフが付き物ですが、それに一捻りを加えて、 従来のウェディング・ケーキとは異なるクリエーションをするのも昨今の傾向。 以下のように切り株とコケを演出したケーキに生花を添えたり、ブラックのケーキにインパクトの強いローズのサイドブーケを添えて、 トップに新郎新婦のスカル(骸骨)をあしらったかと思えば、花とビーハイブに見立てたレイヤーを加える等、 そのアイデアは様々になっています。









Half & Half / ハーフ&ハーフ

スーパーヒーローのテーマをウエディングに持ち込むカップルは若い世代を中心に少なくありませんが、 ケーキの世界でトレンドになっているのは、片側から見るとごく普通のケーキで、それを裏返すとバットマン、スターウォーズ、レゴ等の キャラクター・テーマが飛び出すというデザイン。いずれに白いケーキの側のマジパンがカーテンやドレープをめくったようなデザインになっていますが、 このデザインならばインスタグラマブルな上に、コンサバ志向と遊び心を同時に満たせるコンセプトになっています。










Mega Cake / メガ・ケーキ

貧富の差が開いたとあって、過去2〜3年には富裕層の規模が大きなウェディングが行われていましたが、 その規模とバジェットはケーキにも反映されて、メガ・ウェディングに付き物だったのがメガ・ケーキ。 製作には10日以上を要するものもあり、その場合焼きあがったケーキが冷めてから冷凍し、デコレーションを施してから、さらに冷凍して、 最後の段階でアセンブル(組み立て)を行うというのが製作工程で、通常はクリームのコンディションをハードに保つために、 大きな冷蔵室の中でそれが行われるとのことです。








Movie Essense / ムービー・エッセンス

100%ムービー・テーマではないものの花嫁やカップルにとって意味のあるムービー・エッセンスを盛り込むのは 根強いトレンド。以下のケーキはアラジンの魔法のランプや、ハリーポッターに登場するゴールデン・スニッチがフィーチャーされていますが、 2つ目の剣を刺したケーキのテーマはアメリカ人に大人気の映画「プリンセス・ブライド」がテーマで、ケーキに描かれた「As You Wish(仰せの通り)」というセンテンスは この映画で若かりし頃のロビン・ライト扮するプリンセスを救うヒーローの有名な台詞。 アメリカ人なら誰もが知る映画、誰もが知る台詞なだけに、ユーモラスにも捉えられています。








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