Holiday Season Must Visit Outdoor Spots in NY

2020年ホリデイ・シーズンにニューヨーカーに大人気のアウトドアスポット
Published on 12/11/2020


ニューヨークではサンクスギヴィング・デイ前から徐々にコロナウィルスの感染率が上がり始め、 入院患者数がこのまま増え続けた場合は 12月3週目からレストランのインドア・ダイニングが再び禁止される気配が濃厚。
多くのレストランがデリバリー&ピックアップと冬の寒さの中のアウトドア・ダイニングで経営していかなければならない厳しい状況を迎えようとしていますが、 ニューヨーカーはコロナウィルスの感染予防に最も協力的な市民とあって、寒い季節でも感染リスクが少ないアウトドア・ダイニングを 好む人々が少なくないことが伝えられています。
以下にご紹介するのはそんなパンデミック下で迎えた2020年のホリデイ・シーズンのニューヨークで、 マスト・ヴィジットになっているアウトドア・スポット、3ヵ所。 それぞれに異なる体験を提供する演出で、例年に比べて地味なニューヨークのホリデイに フェスティブな楽しみをもたらすスポットになっています。



The Greens / ザ・グリーンズ


夏の季節にはソーシャル・ディスタンシングを保ったルーフトップ・スクエアで評判になったザ・グリーンズが、秋に入って気温が下がってからスタートしたのがグラスハウス。
ブルックリン・ブリッジを望むウォーター・フロントのルーフトップのグラスハウスの予約料金は平日のランチが5ドル、週末のランチとディナーは50ドルで、 キャパシティは2〜10人。
カクテルは世界のベストバーの第2位に選ばれたバー・ダンテのメニューで、ダンテの2種類のシグニチャー・カクテルに加えて、複数のマティーニ、ウィスキー・ベースのカクテル以外に コーヒー・ベースのカクテル、ホット・アップルサイダーのカクテル等のウィンターカクテルも揃えています。 食事はアペタイザ―、メイン、デザートの他にキッズ・メニューが用意されていて、今の季節に人気のアペタイザーは断然チーズ・フォンデュ(28ドル)。 メインの人気アイテムはベーコン・チェダー・チーズバーガー(22ドル)。
ほのぼのとしたオールドファッションのイルミネーションも独特の雰囲気を演出していて、街中のアウトドア・ダイニングとは全く異なる開放的なムードが味わえます。



The Greens The Rooftop at Pier 17
89 South Street, New York, NY 10038
Website:https://thegreens.pier17ny.com/


Route 66 Smokehouse / ルート 66 スモークハウス


ルート 66 スモークハウスはFiDiこと、ファイナンシャル・ディストリクトのストーン・ストリートにある老舗バーべキュー・ジョイント。 ここはパンデミック以前にも 春から秋にかけてアウトドア・テーブルがストリートに出され、そこでウォールストリートの金融関係者が ランチやアフター・ファイブのビールを楽しむ姿が見られたスポットでしたが、コロナウィルスを受けてこの冬に登場しているのがバブル・テント。
ホリデイ・シーズンに入ってからは、その中にクリスマス・ツリーをデコレートしてスノーグローブのような演出をスタート。 ストーン・ストリートはマンハッタンの中で石畳の道や昔ながらのクラシックなビルディングの建て構えが残っている独特のエリアで、 スノーグローブが見事にマッチするロケーションになっています。
ルート 66 スモークハウスがサービングしているのはスペアリブ、ポークリブ、ハンバーガー、マカロニ―&チーズといったコンフォートフードですが、 パンデミックに入ってからは こうした気取らないフードがニューヨーカーの間では外食でもデリバリーでも人気。 同店をサポートしようという常連客も多く、スノーグローブでのディナーはホリデイ・シーズンのヒットになっています。



Route 66 Smokehouse
46 Stone St, New York, NY 10004
Website:https://route66smokehouse.com/


Edge / エッジ @ ハドソンヤーズ


オープン直後にパンデミックに見舞われてクローズし、9月から営業を再開したのがハドソンヤーズ内にある西半球で最も高い展望デッキ、エッジ。 ハドソンヤーズと言えば、これまでは2019年の第一フェイズと共に公開された歩いて登れるオブジェ、”ヴェッセル”が目玉のアトラクションでしたが、 今最も話題が集まっているのがエッジ。エッジには隣接したレストラン、Peal/ピークがありますがこちらはクローズしたままで、 現在はエッジのシグニチャー・ドリンクであるホット・チョコレートをサーヴィングしているのみ。このドリンクには成人であればブランデー等のアルコールを加えてくれて、 展望デッキと同じ三角形のライスクリスピーとホイップ・クリームがトッピングされたもの。
エッジに出掛けるにはチケットを購入する必要があり、オンラインで購入すれば大人1人が36ドル、子供が31ドル。現地で購入するよりもそれぞれ2ドル安くなっています。 クリスマス・シーズンのエッジは階段がイルミネーションでライトアップされて 益々インスタグラマブルになっていますが、エッジの目玉は 約335メートル下の地面を見下ろすトライアングル・シェイプのグラス・フロア・ウィンドウ。建物から張り出したデザインで、周囲が一面ガラス張りなので、 空に浮いているような感覚の中で、ニューヨークの絶景が眺められるスポットです。




Edge
30 Hudson Yards, New York, NY 10001
Website: https://www.edgenyc.com/



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