Princess Mako & 'Commoner' Husband's NYC Pad
米国メディアが小室圭&眞子夫妻のNY宅と報じた
NYCヘルズ・キッチンのアパート、そのインテリアとアメニティ

Published on 11/26/2021


11月半ばにNY入りした小室圭&眞子夫妻については、米国のメディアは2人が空港に降り立った様子を控えめ目に報じていましたが、 その際にNYポスト、デイリー・メール・ドットコムといった右寄りのゴシップ色が強いメディアが Princess Mako & 'Commoner' Husband のアパートとして報じていたのが ここにご紹介する物件。 米国メディアでは住所が分かってしまう報道でしたが、そうなるのはこのビルのネーミングがそのまま住所であるため。
ヘルズ・キッチンに2017年に建設されたこのアパートは、日本のメディアには”タワマン”と報じたものもありましたが、実際にはNYでタワーと呼ばれる高さの半分の24階建てで、 横広の平たいビルディング。全392ユニットという大所帯で、マンハッタン西端に位置するとあってバス・地下鉄といった公共交通機関を使用する人にとっては不便なロケーション。 その分ビル内にパーキングが用意されているので車を運転する住人には有難い物件です。 セントラル・パークまでは徒歩で15分程度、ロックフェラー・センターまでは10分強ですが、寒い季節はハドソン・リバーからの冷たい強風が吹きつけるエリアなので、 日本のメディアのパパラッツィにはこれからの季節の仕事が厳しいロケーション。
下のビジュアルは右側がレンダリング、左側が実際のスナップで、今週には近所のホームグッズストア、ベッド・バス・ビヨンドで買い物をする眞子夫人の姿が 前述のデイリー・メール・ドットコムで報じられ、夫妻で近隣を歩く姿も同時にスナップされていましたが、 メジャー・メディアではNY入り以降の夫妻の様子は報道されていないのが実情です。
このアパートがNYでどの程度のランクであるかと言えば、PH(ペントハウス・ユニット)が無いビルなので最高級、超高級という訳ではなく、 建物内のユニット数が非常に多い上に、間取りもストゥディオ、1ベッド、2ベッドルームのみで 3ベッドルーム以上の大型ユニットが無いという点で、 ドアマンが在住するマンハッタンのビルのスタンダードでは中の上といったところ。 エリアとしては近年開発が進んだエリアとあって、マンハッタンの中でもニューカマーが多いエリアとなっています。
以下ではそのビルのアメニティやインテリアをご紹介します。




写真上、上段はビルのロビー。エントランスから足を踏み入れると天井にオブジェがつられた吹き抜けのロビーが広がります。 その下左側は入口右手に広がるロビー・フロアのラウンジで、モダンなファイヤープレースがアクセント。 右側は2回のロビー・ラウンジで、天井が低い分、落ち着いた雰囲気になっています。


写真上、上段は中庭エリア。このビルには合計3251.6平方メートルのアメニティ・スペースがありますが、その大半を占めるのが アウトドア・デッキとこの中庭。 アメニティの使用やアメニティ・スペースで行われるマンスリー・イベントへのアクセスのためには1ヵ月75ドルを支払うというのが プレパンデミックに謳われていた条件ですが、パンデミック以降はイベントが行えなかったので それ以降の条件は不明です。


写真上はビルディングの最大のアトラクションの1つである929平方メートルのサンデッキ。 バーベキュー・グリルも設置されているので、暖かい季節はBBQパーティーが楽しめるのは多くのマンハッタンのアパートのルーフトップ同様。 ハドソン・リバーと川向いのニュージャージー州を望むビューは、サンセットを楽しむには絶好のスポットです。




写真上はビル内のジムと、サンデッキの別アングル。バックグラウンドに見えるのは中庭越しに位置している同ビルのユニットで、 フロアをスライドさせることによって、全てのテラスの日当たりを考慮したデザイン。同ビルが遠目で見ると巨大なクルーズ船のようなデザインをしているのは このデザインのため。
ジムにはペルトン・バイクも用意され、ヨガ・スタジオもフィーチャー。エクササイズ・クラスとパーソナル・トレーニングの双方が提供されています。


写真上はライブラリーとゲーム・ルーム。ライブラリーの書籍は、NYの有名書店、ストランドがキュレーションして毎月入れ替わることになっています。 ゲーム・ルームのビリヤード・テーブルは中央にはビルディングの名前のロゴがフィーチャーされたカスタムメイド。 これ以外にゴルフのシミュレーションマシン、カンファレンス・ルーム、ストアレージ・ロッカー(物置)、 自転車駐車エリア、ミニシアター、ペット・センターがあり、アパート内で行うスパ・サービスのオーダーも可能。 ちなみにペットがいる住人は入居時にレジスター・フィー100ドルを支払う他に、ドッグ・フィー、キャット・フィーとしてそれぞれ500ドルがチャージされます。
ドアマンは当然のことながら24時間常駐。NYネスティングのウェブサイトが採点したアメニティの充実ぶりは100点満点中86点となっています。



写真上は典型的なワンベッドルーム・アパートのリヴィング・エリア。インテリアはビルディング側がプロモーション用に行ったステージング。 ミルク・オークのハードウッド・フロアで、キッチンのカウンタートップはシーザーストーン製、キャビネットはカスタムのイタリアン・スタイル。 洗濯機とドライヤーは共にボッシュ製です。


写真上の上段がベッドルーム、下がバスルームで、ベッドルームにあるクローゼットは、コンテナ・ストアのエルファ・クローゼットをこのビルのためにカスタム仕様でインストールしたもの。 バスルームはシャワーの部分にモザイクのタイルのアクセントがあしらわれ、フィクスチャーはKohlerのもの。ベッドルームもリヴィング同様にウィンドウ・ウォール・スタイルで自然光はふんだんに入りますが、 別のビルと隣接しているのでプライバシーはさほど守られないのが実情です。


写真上はワンベッドルームのアパートの入口から、リヴィングとベッドルームの双方を見渡した広角ショット。キャビネットのシェイプが立方体に見えますが、レンズのせいで奥行きが2倍くらいに捉えられています。 その下はビル内のワンベッドルーム・アパートのレイアウト。2021年11月現在で、ワンベッドルームの家賃は 間取りとフロアの高さにより4,363〜4,809ドル。 2ベッドルームのアパートは7,085ドル。現在は1年契約に2ヵ月のフリー・レント、及び来年2月までの契約には広さ1.4平方メートルのストアレージ・ロッカーの1年分の使用料が付いています。
ちなみにペットの数は2匹までで、犬に関しては体重75パウンド(34キロ)がウェイトリミットになっています。


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